立命館宇治高校2021入試情報

立命館宇治高校の入試情報

11月入試概要

IGコースを併願で受験できるのは11月入試だけです。それ以外は、すべて推薦もしくは専願です。

2月入試概要

11月入試で不合格だった場合、2月入試を受験することはできません。ただし11月にA方式で受験をし2月にB方式を受験することはできます。(逆も可)

立命館宇治高校のコース

立命館宇治高校のコースは、大きく3つに分かれています。まず各コースの概要を簡単に見ていきましょう。

①IGコース

いわゆる普通クラスで、授業はすべて日本語で行われています。文系、理系問わず、科目選択の自由が多いコースです。

「コア」という科目では、大学でも通用するアカデミックな学びに1年生から取り組みます。例えば「先生が自分の人生を語る」という授業では、先生がより深く考えられるような質問をどれだけできるか、生徒たちがグループになって考えたそうです。

日本の授業でおざなりにされがちな「考える」ということに価値を見出すのが「コア」の目的です。授業以外にも、グローバルな探究活動が多々あり、IGコースでも高い英語運用力を身につけることができます。

②IMコース

1年間の留学が必須のIMコース。入学するとすぐに実技科目の一部でイマージョン授業(英語による授業)が始まります。留学から帰ってきたら、国語以外の科目はすべてイマージョン授業に切り替わります。

高いレベルでのイマージョン授業を通して、IMコース生のほとんどが卒業時にはTOEFL ITPが550に達しています。進学先として立命館アジア太平洋大学や立命館大学だけでなく、海外大学への進学者もいるそうです。

留学後は…

また、IMコースに入学し1年間の留学を終えるとIGコースに転入することもできます。留学はしたいけれど、大学は立命館大学への内部進学を希望している場合はこちらのプログラムを選べばスムーズに大学進学することが可能です。

③IBコース

国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)に則り、入学後は国語以外の科目をすべて英語で行います。帰国生の割合が非常に高いコースです。カリキュラム、授業内容も日本の学習指導要領ではありません。授業見学をしたことがありますが、少人数のクラスで生徒たちが積極的に参加していました。仲間と高めあいながら厳しいディプロマの課題を進めているようです。

決められたプログラムを終了し、最終の筆記試験を受験することでディプロマを取得することができます。授業は探究活動や討論が中心なので、様々な学びを通じて英語力を向上させることも期待できます。

立命館宇治高校の入試の種類

立命館宇治高校の入試要項を見ると、「推薦」「専願」「併願」や「A方式」「B方式」「IB方式」と入試形式が色々と載っています。ひとつずつ見ていってみましょう。

推薦入試は事前の審査があります。

推薦入試は、 事前に申請を行い資格があると確認され出願を許可された場合のみ受験できる形式です。 事前申請は、入試の1ヶ月以上前に書類をそろえて書留で郵送しないといけません。

必要書類

①国際推薦入試試験資格確認申請書(ホームページからダウンロード)

②国際推薦入学希望調査書…日本人学校、国内の中学校在学者(ホームページからダウンロード)

 3年間の成績証明書の写し…海外現地校、インターナショナルスクール在学者

③英語資格取得者は証明書の写し(IBコース希望者は必須)

推薦審査結果に合格したら、帰国入試の出願期間に合わせて推薦状を添えて出願します。現地校やインターナショナルスクールに通っている方は推薦状は早めにお願いしておきましょう。「こんなことを書いてください」と先生にお願いしてもいいです。

推薦の出願許可がおりる基準は、毎年変わるのでホームページには載っていません。入試説明会に参加すると資料をもらえます。事前の情報収集は大切!です。2021年度の基準は現地校・インター校の生徒の場合英語力(TOEIC800、英検準1級、IELTS6.5以上など)と学校の成績(ABC方式の場合「A」判定が半分以上)と簡単な基準ではありませんが、推薦許可が出れば合格の可能性がぐっと高まります。現地校の成績もしっかりと取っておきましょう。

日本人学校の場合は中学校から希望調査を発行してもらい、審査結果も中学校に報告となります。1学期の成績が確定したら学校の先生に相談してください。成績の基準は昨年度の実績では 中学3年生の1学期評定40以上、もしくは3年間合計115以上 です。オール4では足りないわけですね。推薦入試を受けるには成績の確保は必須です。

推薦に届かず立命館宇治が第1志望なら専願を

推薦資格に届かなくて第一志望校が立命館宇治高校なら専願で受験することになります。一校しか受験してはいけない、ということではありません。併願が可能な他の学校を受験することも考えておきましょう。

併願ができるのは11月のIGコースのB方式だけ

「合格しても、入学しなくてもいい」というのが併願受験です。つまり、立命館宇治高校を滑り止めとして受験ができる、ということです。ただし、立命館宇治高校で併願受験ができるのは11月のIGコースのB方式だけです。

試験内容の違いは??

次に試験方式別の試験内容を見ていきましょう。

A方式(IGコース、IMコース)は作文と面接と成績(英語力)

試験内容は、作文(文法・内容)と面接、成績(英語力)です。作文は、英語と日本語から選ぶことができます。論理的な思考ができるかどうかを問われます。  ホームページにサンプル問題が載っているので、必ず対策をして臨みましょう。

A方式の面接は日本語で行われます。志望理由や高校入学後の目標、将来のこと、興味のあることなど、何を聞かれても自分の言葉で答えられるように対策をして臨みましょう。海外での経験は必ず振り返っておいてください。

出願条件の確認をしよう

A方式は、B方式と違い作文と面接だけですので、できればA方式で受験したいですよね。A方式には、帰国生入試の出願条件よりも一段高い海外在住期間の条件があります。

①小学校~中学校に相当する9年間のうち、5年以上海外現地校やインターナショナルスクールに在学したこと。

②中学校に相応する3年間のうち、1年6ヶ月以上海外現地校やインターナショナルスクールに在学したこと。

③小学校~中学校に相応する9年間のうち、海外現地校やインターナショナルスクールに在学していた期間が連続しており、帰国後日本の学校に在学している期間よりも長いこと。

在学期間に注意!

あと1ヶ月、あと数日というところでA方式を選択できない、ということも過去にはあったそうです。あと数日!もったいないですね。事前調査は必須です。本帰国が決まったら、在学期間を計算して調整できるなら調整してくださいね。

B方式(推薦、専願)(IGコース、IMコース)は科目入試(国数英)あり

試験内容は、国語、数学、英語、面接、過去の成績です。科目入試があるので、入試対策はしっかりとしなければなりません。 内申点はオール4が中央値くらいで、それよりも低いと評価は下がるとのこと。 なかなか厳しいですね。B方式の面接は日本語です。志望理由や高校入学後の目標、将来のこと、興味のあることなど、何を聞かれても自分の言葉で答えられるように対策をして臨みましょう。海外での経験は必ず振り返っておいてください。なぜ、立命館宇治高校なのか、明確にできるようにしておきましょう。

B方式(併願)(IGコース)は純粋に学力勝負

試験内容は、国語、数学、英語、過去の成績です。面接がない分、純粋に学力勝負ということになります。専願入試同様に内申点も評価されます。多くの高校で帰国入試が行われる11月入試で併願受験ができるのはいいですよね!ただし、選べるコースはIGコースのみです。IMコース、IBコースに併願はありません。

IB方式(IBコース)の試験は全て英語

試験内容は、小論文(英語)、数学(英語)、面接(英語)、過去の成績です。IB方式の英語難易度の目安は、英語小論文では英検準1級を取得し、小論文作成の準備をしていることが大切だとのこと。小論文も数学の問題もホームページにサンプル問題が載っているので必ず準備をしてください。特に小論文は重視されます。論理的でしっかりとした構成の文章を書くように練習を繰り返しましょう。

数学は教科書レベルの難しくはない問題です。海外での学びの期間が多い場合、電卓の計算に慣れているかもしれません。多くの受験者が高得点を取るはずなので、計算ミスは致命傷になります。問題演習をこなしておきましょう。

IB方式の面接はでは何を見られる?

本人との面接は、すべて英語で行われます。入試センターの先生によると、面接では英語力自体もチェックされますがそれ以上に重要なのは知的な関心です。IBコースでの学びについていけるかどうかを試されます。探究心、向上心を持って学習に取り組む意欲があることを示せるよう準備が必要です。そして、何よりもIB教育の内容について理解できているかが大切です!

2020年度帰国生入試倍率は…

11月入試

A方式      志願者数11名 受験者数11名 合格者数6名 入学者数6名

B方式      志願者数45名 受験者数43名 合格者数21名 入学者数20名

IB方式     志願者数12名 受験者数12名 合格者数5名 入学者数5名

B方式(併願) 志願者数63名 受験者数63名 合格者数28名 入学者数1名2月入試

A方式       志願者数1名 受験者数1名 合格者数0名 入学者数0名

B方式               志願者数4名 受験者数4名 合格者数2名 入学者数2名

IB方式              志願者数4名 受験者数3名 合格者数2名 入学者数2名

B方式(併願)の倍率は2倍近く、併願校として簡単な学校ではないということが伺えます。その他の方式では、推薦・専願受験者ばかりですので、原則的に合格者は全員入学していることもわかります。IMコースやIBコースのように国際的な教育が充実し、ますます今後の人気が上がっていくと感じています。

立命館宇治高校入学後の進路について

IGコースは立命館大学への内部進学が中心になります。また、半数近くを留学生が占めている立命館アジア太平洋大学への入学も可能です。

IMコース、IBコースからは日本国内の国立大学や海外大学への進学が毎年徐々に増えています。IBから国公立大学への進学は意外でしたが、そういう手もあるのですね。ただし立命館宇治高校の先生によると、高校での学びのレベルが高い分、日本の大学では満足しない生徒もいるそうです。海外大学への進学は学費面や生活面で難しいこともありますが、毎年10名以上の卒業生が海外大学に進学しています。

早めの準備が大切

立命館宇治高校に限らず、帰国生入試は早めの準備と情報収集が大切です。ホームページの情報だけではなく、一時帰国時のオープンキャンパスには是非参加してください。タイミングが合わなくても諦めないでくださいね。個別に相談すると学校案内の機会を設けてくださいます。