立命館宇治高校2023年度入試情報

立命館宇治高校のコース

立命館宇治高校のコースは、大きく3つに分かれています。まず各コースの概要を簡単に見ていきましょう。

①IGコース

授業はすべて日本語で行われています。文系、理系問わず、科目選択の自由が多いコースです。

「コア」という科目では、日本の授業でおざなりにされがちな「考える」ということに価値を見出すのが「コア」の目的です。授業以外にも、グローバルな探究活動が多々あり、高い英語運用力を身につけることができます。

②IMコース

1年間の留学が必須のIMコース。入学後、実技科目の一部でイマージョン授業(英語による授業)が始まります。留学から帰ってきたら、国語以外の科目はすべてイマージョン授業に切り替わります。

高いレベルのイマージョン授業を通して、ほとんどのIMコースが卒業時にはTOEFL ITPが550に達しています。

③IBコース

国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)に則り、入学後は国語以外の科目をすべて英語で行います。帰国生の割合が非常に高いコースです。仲間と高めあいながら厳しいディプロマの課題を進めているそうです。

立命館宇治高校の入試の種類

立命館宇治高校の入試では、「推薦」「専願」「併願」や「A方式」「B方式」「IB方式」と入試形式が色々あります。

推薦入試は事前の審査があります。

推薦入試は、事前に申請を行い、出願を許可された場合のみ受験できます。事前申請は、入試の1ヶ月以上前に書類をそろえて書留で郵送しないといけません。

必要書類

①国際推薦入試試験資格確認申請書(ホームページからダウンロード)

②国際推薦入学希望調査書…日本人学校、国内の中学校在学者(ホームページからダウンロード)

 3年間の成績証明書の写し…海外現地校、インターナショナルスクール在学者

③英語資格取得者は証明書の写し(IBコース希望者は必須)

推薦審査に合格したら、帰国入試の出願期間に推薦状を添えて出願します。現地校やインターナショナルスクールに通っている方は推薦状は早めにお願いしておきましょう。「こんなことを書いてください」と先生にお願いしてもいいですね。

推薦の基準は、毎年変わるのでホームページには載っていません。入試説明会に参加すると資料をもらえます。オンライン説明会では画面で確認できるはずなので、忘れずにスクリーンショットを撮ってください!

現地校・インター校の場合、英語力(英検準1級など)と学校の成績(ABC方式の場合「A」判定が半分以上)、と簡単な基準ではありませんが、推薦許可が出れば合格の可能性がぐっと高まります。現地校の成績もしっかりと確保しておきましょう。

日本人学校の場合は学校の成績が基準となります。1学期の成績が確定したら学校の先生に相談してください。昨年度は、中学3年生の1学期評定40以上、もしくは3年間合計115以上です。オール4では足りないわけですね。成績の確保は必須です。

推薦に届かず立命館宇治が第1志望なら専願を

推薦資格に届かず、第一志望校が立命館宇治高校なら専願で受験することになります。一校しか受験してはいけない、ということではないので、併願可能な他の学校の受験も考えておきましょう。

併願ができるのは11月のIGコースのB方式だけ

つまり、立命館宇治高校を滑り止めとして受験ができます。ただし、立命館宇治高校で併願受験ができるのは11月のIGコースのB方式だけです。

試験内容の違いは??

次に試験方式別の試験内容を見ていきましょう。

A方式(IGコース、IMコース)は小論文と面接と成績

試験内容は、小論文と面接、成績です。小論文は、英語か日本語のどちらかを選択します。論理的な思考ができるかどうかがポイントです。ホームページにサンプル問題が載っているので必ず対策をして臨みましょう。

A方式の面接は日本語で行われます。志望理由や高校入学後の目標、将来のこと、興味のあることなど、何を聞かれても自分の言葉で答えられるように対策をして臨みましょう。海外での経験は必ず振り返っておいてください。

面接については、こちらもご覧ください。

出願条件の確認をしよう

A方式は、B方式と違い小論文と面接だけなので、できればA方式で受験したいですよね。A方式には、帰国生入試の出願条件よりも一段高い海外在住期間の条件があります。

①小学校~中学校に相当する9年間のうち、5年以上海外現地校やインターナショナルスクールに在学したこと。

②中学校に相応する3年間のうち、1年6ヶ月以上海外現地校やインターナショナルスクールに在学したこと。

③小学校~中学校に相応する9年間のうち、海外現地校やインターナショナルスクールに在学していた期間が連続しており、帰国後日本の学校に在学している期間よりも長いこと。

在学期間に注意!

あと1ヶ月、あと数日というところでA方式を選択できない、ということも過去にはあったそうです。あと数日!もったいないですね。事前調査は必須です。本帰国が決まったら、在学期間を計算して調整できるなら調整してください。

B方式(推薦、専願)(IGコース、IMコース)は科目入試(国数英)

試験内容は、国語、数学、英語、面接、過去の成績です。入試対策はしっかりとしなければなりません。内申点はオール4が中央値くらいで、それよりも低いと評価は下がるとのこと。 なかなか厳しいです。

面接は日本語です。志望理由や高校入学後の目標、将来のこと、興味のあることなど、何を聞かれても自分の言葉で答えられるように対策をして臨みましょう。海外での経験は必ず振り返っておいてください。なぜ、立命館宇治高校を志望するのか、明確にできるようにしておきましょう。

B方式(併願)(IGコース)は純粋に学力勝負

試験内容は、国語、数学、英語、過去の成績です。面接がない分、純粋に学力勝負ということになります。

専願入試同様に内申点も評価されます。11月入試で併願受験ができるのはありがたいですよね!ただし、選べるコースはIGコースのみです。

IB方式(IBコース)の試験は全て英語

試験内容は、小論文(英語)、数学(英語)、面接(英語)、過去の成績です。IB方式の英語難易度の目安は、英語小論文では英検準1級を取得し、小論文作成の準備をしていることが大切だとのこと。

小論文も数学の問題もホームページにサンプル問題が載っているので必ず準備をしてください。特に小論文は重視されます。論理的でしっかりとした構成の文章を書くように練習を繰り返しましょう。

数学は教科書レベルの難しくはない問題です。海外での学びの期間が多い場合、電卓の計算に慣れているかもしれません。多くの受験者が高得点を取るはずなので、計算ミスは致命傷になります。問題演習をこなしておきましょう。

IB方式の面接はでは何を見られる?

本人との面接は、すべて英語で行われます。入試センターの先生によると、面接では英語力自体もチェックされますがそれ以上に重要なのは知的な関心です。

IBコースでの学びについていけるかどうかを試されます。探究心、向上心を持って学習に取り組む意欲があることを示せるよう準備が必要です。そして、何よりもIB教育の内容について理解できているかが大切です!

2022年度国際入試倍率は…

11月入試

  • A方式  志願者数8名 受験者数8名 合格者数4名 
  • B方式   志願者数46名 受験者数46名 合格者数23名
  • IB方式 志願者数19名 受験者数19名 合格者数9名
  • 併願 志願者数23名 受験者数23名 合格者数7名

2月入試

  • A方式  志願者数3名 受験者数3名 合格者数1名
  • B方式  志願者数5名 受験者数5名 合格者数1名
  • IB方式   志願者数5名 受験者数4名 合格者数3名 

年々倍率が上がっています。

2月入試概要11月入試で不合格だった場合、2月入試を同じ方式で受験することはできません。ただし11月にA方式で受験をし2月にB方式を受験することはできます。(逆も可)

早めの準備が大切

立命館宇治高校に限らず、帰国生入試は早めの準備と情報収集が大切です。ホームページの情報だけではなく、一時帰国時のオープンキャンパスには是非参加してください。

タイミングが合わなくても諦めないでくださいね。個別に相談すると学校案内の機会を設けてくださいます。