年々難しくなっている同志社国際高校入試
同志社国際高校の帰国生入試は12月がメインですが、2023年2月9日(A選考併願)2月10日(B選考併願)にも入試があります。急な帰国が決まって12月入試の出願に間に合わなかった方は、是非2月入試にチャレンジしましょう。
受講受付締め切りは11月15日ですが、定員に達し次第受付を終了いたします。お早めにお申し込ください。
入試基礎準備3回
海外経験を振り返って、自分を見つめ直そう
海外で暮らしてきたお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。
そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。
面接対策を通して、自分の今までの葛藤や成功体験、どんな成長をしたかをしっかり振り返って来た生徒には、意外と書きやすいテーマでした。
「自分は小学生のとき、とてもつらいことがあったけれど、それを乗り越えて成長できた。中学生のときはこんな経験をして大変だったけれど大きな達成感を味わえたし、いい友達に出会えた。これからの学校生活で色々なことがあるだろうけれど、この言葉を覚えておいて!」といった感じでまとまり、時間内に見直す余裕もあったそうです。

また、同志社国際の小論文は哲学的なテーマも出題され、書くのに苦労する生徒も多いですが、自分の経験を取り入れると書きやすいです。今までの経験の振り返りは小論文の土台作りにもつながります。
2024年12月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、「面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。」「先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。」という声がとても多かったです。
志望理由を研ぎ澄ます!
なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、同志社国際高校で学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校の研究も欠かせません。
志望理由は?と質問をすると「帰国生が多い学校だから」「色々な国に住んでいた人と一緒に学べるから」といった回答をする生徒が多いです。
立命館宇治高校や関西学院千里国際高等部なども帰国生がたくさんいるけど、なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、同志社国際高校で学びたいのか、一緒に考えていきます。
同志社国際について研究する
学校のウェブサイトを見たり学校見学に行ったときの印象を聞いたりしながら、同志社国際のどこが魅力だと思ったのか、同志社国際でどんなことを学びたいのか、どんな活躍ができそうか、一緒に探っていきます。

志望理由を考えることで、「同志社国際で学びたい!」という思いが強まる受験生も多いので、時間をかけて準備をします。
英語小論文対策
A選考の場合は英語(又は他の外国語)小論文で受験をすることになります。
様々なテーマで練習を
同志社国際高校の小論文のテーマは出題パターンが一定ではありません。過去問題を使って様々なテーマで練習を重ねます。
過去に出題されたテーマを見てみましょう。
ある朝、目覚めると、あなたは2人の子どもの親になっていました。1人は小学校に入ったばかりで、もう1人は中学校に入ったばかりです。あなたは親として、それぞれの子どもにどんな大切なことを伝えますか。
You awaken one morning to find that you are the parent of two children. One child has just started elementary school, and the other child has just started junior high school. As a parent, what things do you feel are important tl tell children of these ages?
自分の経験を振り返ろう
受験生はもちろん親になったことはありません。このテーマでは自分の経験を振り返り、その経験をもとにアドバイスの内容を考えていきます。
論理的な思考力を問われてている
同志社国際高校の入試ではB4の用紙2枚に小論文を書きます。高校受験生は500語以上は書くよう指導していますが、一般的な見解だけで500語は難しいです。自分の経験を踏まえて書くと書きやすいですし説得力も増します!
英語小論文というと、「英語力」を問われているようですが、「論理的な思考力」を問われています。
さらにそれを英語で表現できるかを確認されているのです。

多くの生徒が苦労する今までの過去問題としては以下のようなものがあります。
- 社会では、ある人にとっては当たり前でも、ある人にとっては特別に感じられることがあります。具体例をあげて、そのことについてあなたの考えを述べなさい。
- 無駄づかいをしてもやむを得ない状況とはどういう状況ですか。例を挙げて,あなたの考えを述べなさい。
授業では様々なテーマでブレインストーミングもします。自分とは違う視点の意見にヒントをもらったり、反論されたりしながら授業を重ねると、どんどん視野が広がり思考力が伸びます。
正しい英語で時間内に書けるように
同志社国際は論理的な文章を書けることが第一で、文法のエラーで大きな減点はしないと言っていますが、正しい英語できちんとした書き言葉で書くと印象はぐんと良くなります。

文法の間違いを指摘し、ルールを確認すると短期間で見違えるほど正しい英語が書けるようになります。また、「自分の書く英語に自信が持てるようになった」という嬉しい声を聞いています。
書き慣れてきたら時間配分にも気を付けて、時間内に見直しまでできるように仕上げていきます。
面接実践対策(日本語・英語)3回
同志社国際の入試面接は15分程度です。受験生への質問が12~13分、保護者への質問が2~3分というケースが多いです。和やかな雰囲気の同志社国際らしい面接ですが、受験生は「緊張した!」と言います。

ネイティブがいる面接室では英語で質問されることもあります。日本語と英語両方で練習を進めます。特別推薦志願者は自己推薦書に書いた内容から、質問されそうなことを予想して回答を作ります。
模擬面接では今までに面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。姿勢や視線も意識しながら面接練習から模擬面接まで3回で完成させます。
「父」「母」「御校」など、普段は使い慣れない言葉に苦労するお子さまもいますが、「正式な場所で使う日本語を身につけらるいい機会だった」と仰る保護者の方が多いです。
2025年度入試で18人のYou-学舎生が合格!
2025年度入試では18人の生徒が同志社国際高校に合格
しました!
B選考対策
同志社国際高校をB選考で受験する場合は英数国3科目入試です。
B選考受験者は受講を始める前に英数国3科目の問題を解いていただき、体験授業で解説をし、学力・理解力を見た上で授業回数や内容を個別に相談して決定します。苦手な科目だけの受講も可能です。詳しくはお問い合わせください。
受講料
入会金 20,000円

※上記コース料金を
10月~2月の5分割で納入いただく場合、各月のご請求額65,000円
11月~2月の4分割で納入いただく場合、11月のご請求額82,000円 12月~2月のご請求額81,000円
となります。