いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。今回はお子さまにも読んでいただきたい内容です!
3学期制の学校では帰国生入試・国際入試の内申点は確定していますが、前期後期の学校なら中学3年生でも、まだ間に合います。中学1・2年生の方は今後の参考にしてもらえればと思います。
5段階評定で9科目合計40以上取りたい
同志社国際高校や立命館宇治高校を日本人中学の生徒が受験する場合、9科目40以上を取って、推薦入試で出願したいですよね。
ところが、「どんなに頑張ってもオール4が限界です」という声もよく聞きます。
評定40ですからオール4をベースに、評定5が4科目あればいいわけです。数学と理科が得意ならその2科目で評定5を、実技科目2つで評定5が取れれば40に届きます。
実技科目が苦手な場合は?
「美術は絶対に無理です。今もペーパーテストやレポートを頑張って何とか4をもらえてるけど、本当に絵が下手なんです」
という生徒もいます。苦手な科目はそれで構いません。評定4を死守しましょう。
でも、音楽も美術も体育も技術家庭科もすべてが「無理です」という人は少ないのでは?と思います。チャンスがありそうな科目で是非、評定5を狙いましょう。
実技科目の先生にアドバイスをもらおう!
実技科目を上げたい人に、お勧めの方法があります。実技科目の先生に個人的に相談に行くのです。
「評定5を取りたいと思って頑張っています。今までも自分なりに努力をして、試験対策や授業に取り組んできました。他に何をしたらいいでしょうか?」と、先生に聞きましょう。
先生は基本的に教えることが好きなので、アドバイスをしてくれるはずです。アドバイスをされたら、言われたことをしっかり実行しましょう!
もし評定4と評定5の境にいたら、先生が評定を決めるとき「〇〇くんは相談に来たし、アドバイス通りに頑張ってたから、5をつけようかな?」と考えてくれるかもしれません。先生も人間ですからね。
実は以前の生徒のエピソード
この方法は、私が国内生を指導していた当時の生徒、なっちゃんが考え出しました。
優秀な生徒で5科目はすべて評定5を取っていたのですが、実技科目は3や4が混ざっていて、志望校(トップレベルの公立高校)合格には少し不安でした。
ところが、中3の1学期の成績では実技科目も全て評定5に上げてきたのです。
「なっちゃん、すごいね。どんな対策をしたの?」
と聞くと
「実技の先生に、『今までも自分なりに頑張ってきたつもりです。評定5を目指していますが、あと何をすればいいでしょうか』って相談に行きました。」
と言いました。すごい実行力ですよね!
今回の期末テストで実技科目が全て5になった!
さて、数カ月前に初めてオンラインカウンセリングで、「息子が推薦入試に必要な内申点40がなかなか取れません。とにかく中学3年生の1学期の成績が必要なので何とか頑張ると本人は言っているのですが…。」と、あるお母さまから相談を受けました。
そこで、実技科目の先生への相談が効果的なことを伝えて、「お子さまに勧めてみてください!」と言いました。
先日、そのお母様とお子さまと話をしたら、勧められたとおりに先生の所に相談に行ったそうです。結果として1学期の評定は「実技科目が全て5になりました!」と嬉しい結果を教えてくれました。目標だった9科目40超えも素晴らしいです。
実技科目の評定が必要なときには、先生に相談してみてください。先生に質問をするときは友達と一緒に行くのではなく、必ず1人で行きましょう。