立命館宇治中学のIPコースはどんどん人気が高まっています。オープンクラスなど、受験生用のイベントは申込受付が始まると一瞬で満席になるそうです!
7月のオープンクラスに参加した方からは、申し込み時間になったらすぐに申し込めるように、必要なことを入力した状態で待っていたという話を聞きました。
自己推薦入試申請に必要な英語資格
立命館宇治中学の自己推薦入試に申請するには、英語資格の基準を超えなければいけません。
英検準1級、TOEIC785、など高いレベルが求められます。立命館宇治のIPコースを目指している方から、英検準1級に何度もチャレンジしているけれど、なかなか合格できないという声をよく聞きます。

そんな方にはTOEFLjuniorをお勧めしています。受験の機会が少なく、受験会場も限られていますが、小学生にはTOEFLjunior845の方が取得しやすいようです。
英検準1級の受験対象者は?
英検協会のホームページでは準1級について、このような説明が書いてあります。
最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。
英検準1級は大学生や社会人を対象とした試験です。語彙も、文章内容も大学生や社会人向けです。さらに、ラィティング(意見英作文)のテーマは小学生にとって、当たり外れがあります。
英検準1級対策の過去問題で、次のテーマは何を書けばいいのかアイディアが出にくいです。
TOPIC
Is it beneficial for workers to change jobs often?
POINTS
・Career gogals
・Motivation
・The economy
・Working conditions
転職と言われても、小学生にはイメージが湧かないものです。環境問題のようなSDGs系のテーマなら学校で習っていますが、企業、転職、などがテーマになると苦戦する生徒が多いです。
それでも、TOEFLjuniorを受けることができない国に住んでいて、英検にチャレンジするしかない場合はこちらの記事をご覧ください。
TOEFLjuniorは中高生対象
TOEFLのホームページには以下のように書いてあります。
世界の中高生を主な対象にデザインされ、海外の中学・高校の授業や、友達との会話などを題材に「読む」「聞く」の2技能において「どれだけ英語が使えるか」を測るものです。
英検が大学生以上を対象としているのに対して、TOEFLjuniorは中高生が対象です。出てくる文章の内容も中学生・高校生の理解できる内容です。語彙レベルも文章のレベルも英検2級程度です。
それなら、英検2級に合格できていればTOEFLjuniorも基準のスコアを取得できるのでは?と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。英検2級は6割程度の正答率で合格できてしまうからです。
英検2級レベルを完璧に!
立命館宇治の求めているTOEFLjuniorのスコアは900点満点の845点です。90%を超える正答率を求められています。
ただし、英検準1級用の単語覚えなどは必要ありません。英検2級レベルの英語を完璧に理解できることを目標に学習することをお勧めします。
去年立命館宇治中学IPコースに合格した生徒は、最後まで英検準1級レベルの単語覚えには進みませんでした。IPコースの入試に向けて「英検2級の単語帳を完璧に覚える」ことを目標にして、何度も繰り返して取り組んでいました。You-学舎で対策をした、同じ小学校の先輩から
「英検2級の単語をしっかり覚えればTOEFLjuniorも基準を超えるし、入試にも合格できる」

と、聞いたからだそうです!
英検準1級取得に苦戦している方は、TOEFLjuniorにも目を向けてみることをお勧めします。