【立命館宇治中学IP方式】2025年度入試対策コース

去年立命館宇治中学IPコースに合格したご家庭にインタビューをすると、「通わせて良かった」「入学してから英語力がぐんと伸びた」と全員がとても満足されていました。IPコースはどんどん人気が高まっているので、しっかりと準備して入試に臨みたいです。

IPコースの入試は、英語小論文、算数、面接、過去の成績、英語力(資格)で評価されます。週1回のペースで英語小論文と志望理由書、面接の対策を着実に進めていきます。

面接・エッセイ基礎準備(3回) 

自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる

海外で暮らすお子さま、日本のインターナショナルスクールで学ぶお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の様々な生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。

ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。

そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2023年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、

「面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。

「先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。

という声が多かったです。

面接質問リストの回答を作成する!

まずは質問リストの回答を作成していきます。過去の経験を振り返りながら、日本と滞在国の違いや、志望理由などを考えます。

なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治中学のIPコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校とIPコースや高校のIBコースの研究も欠かせません。

志望理由を考えることで、「立命館宇治で学びたい!」という思いが強まり、英語小論文に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。

IPコースの小論文では立命館宇治の求める生徒像が問われることもあります。また、小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、英語小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。

英語小論文対策

IP方式のエッセイは55分間で2つのセクションに分かれています。前半でA4用紙1枚程度の英文を読み、読解力を問われる問題に答え、後半は150ワード以上で小論文を書きます。

立命館宇治の理想とする人間像に関するテーマがよく出題されるので、理想とする人間像は要チェックです。

論理的な文章を書けるように

IPコースの入試ではオリジナリティがあり、論理的な文章が高く評価されます。英語小論文というと「英語力」を問われているようですが、「論理的な思考力」を問われています。その上で自分の考えを英語で表現できるかを確認されているのです。

類題を使いながら毎週1本ずつ小論文を練習して、解説・添削授業を続けます。入試までに様々なテーマで小論文を練習することで、立命館宇治中学が求める論理的な思考力を養います。

文法的にも正しい英語が書けるように

立命館宇治では正しい英語が求められます。文法を意識せず、英語を話したり書いたりしてきたお子さまは、英語で意思疎通ができても正しい英語が使えていないことが多いです。

小論文の授業では文章構成や英語表現の添削をすると同時に、文法の間違いを指摘しながら、文法の解説もします。

理屈が分かると、どんどん正しい英語が使えるようになり、自分の英語に自信を持てるようになります。入学後に、エッセイを書くときにも役立った!との感想もよく聞きます。書き慣れてきたら時間配分にも気を付けて、時間内に見直しまでできるようにします。

志望理由書対策

推薦入試申請のときに志望理由書を提出します。立命館宇治の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高いので他の受験者と差をつけやすいです。

今までの経験を振り返り、立命館宇治の求める生徒像やIPコースの学びを研究します。経験を通じて自分がどう成長できたのか、それを立命館宇治でどう活かせるか、志望理由を研ぎ澄ますことが面接対策にもつながります。将来の進路や夢についても真剣に考えなければなりません。

クオリティの高い書類にするため、夏休みに時間をかけて出願書類を仕上げます

出願書類対策について、詳しくはこちらをご覧ください。

実践的な面接対策(3回)

10~11月に実践的な面接対策を実施します。

IPコースは英語での面接です。受講開始時に作成した面接対策シートのリストを見直して、実践的な面接練習を繰り返します。

姿勢や視線にも気を付けて面接練習を重ね、模擬面接では面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。3回の対策授業で完成させます。

面接について、詳しくはこちらをご覧ください。

英語資格対策(オプション)

推薦入試の英語資格は英検準1級など、かなりハードルが高いです。まだ推薦基準を超えていない方は、英語資格対策も受講していただけます。

滞在国によって受けられる試験の種類が様々なので、受験可能な試験に合わせて週1回のペースで対策を進めます。

小・中学生にとって英検準1級やTOEICには色々な壁がある

毎週のチェックで語彙力アップ

日ごろから英語に触れていると、英検2級までは結構すんなりと合格できますが、準1級はなかなか難しいです。
一番の原因は語彙力です。普段は使わない単語がたくさん出てくるからです。
一人でコツコツと単語帳を使って覚えるのは大変なので、一緒に目標を決めて毎回の授業で単語覚えのチェックをしていきます。

小学生にはこちらの単語帳をお勧めしています。

Reading対策 

単語が分かれば文章が理解できて問題が解けるのか?というと、実はそうでもありません。英検準1級は日本では主に大学生や社会人が受験します。

文章の背景知識を知らないと、内容が理解できないことも多いです。
TOEICの場合はビジネスメールが出題されることもあり、「人事部って何?」と言うこともありますし、「助成金?ただでお金がもらえるの?なんてこともあります。


そういうときは調べ学習をしてもらったり、一緒にネットの記事を見たりしながら解決していきます。
色々な知識を小中学生のうちに身に着けていくことで単なる英語力向上だけではなく、思考力や論理的思考も養えます!!

Writing対策

正しい英語を書けるように徹底指導

英検の場合は毎週Writingの宿題を出し、授業の前日までに提出してもらいます。
最初は添削で真っ赤になることもありますが、何となく話したり書いたりしていた英語を見直すいい機会です。文法のエラーを指摘し、解説をすると授業を重ねるたびに、どんどん正しい英語を書けるようになり、自信をつけていきます!

論理的な文章を書けるように

小学生が英検準1級の対策をすると、出題テーマに関する知識が足りず、何を書けばいいのか分からないこともあります。出題されるテーマによって、書きやすさが大きく変わります。そこで色々なテーマで演習を重ねて、知識も増やしていきます。

毎週の授業で、テーマに沿った論理的な文章を正しい英語で書けるよう、練習を繰り返します。

算数対策(オプション)

IP方式の試験は算数も英語で出題されます。B方式の試験に比べると算数そのものの難易度はそれほど高くありませんが、2022年11月入試の受験生からは算数が難しくなったという声を聞いています!算数が不安な方や英語での出題に慣れていない方のために算数対策を実施しています。4回の授業で対策を完成させます。

受講料

入会金 20,000円

下記コース料金を4月~11月の8分割で納入いただく場合は、1月のご請求額は45,500円となります。

日本国内で受講される方は、消費税がかかります。

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