同志社国際・立命館宇治・千里国際徹底比較
関西圏で帰国生に人気の中学高校といえば、同志社国際、立命館宇治、関西学院千里国際の3校ですね。
「どんな違いがありますか?」とよくカウンセリングで質問されます。
帰国生の人数は?クラブ活動は?校風は?と気になることがたくさんありますよね。色々な点から徹底比較してみました。是非参考にしてください。

生徒数の違いは?
・立命館宇治中学高校
中学 551人
高校 1201人
・同志社国際中学高校中学 401人
高校 815人
・千里国際中等部高等部中学 235人
高校 279人
千里国際は他の2校に比べて生徒数が少なく、高校は帰国生海外生のみを受け入れます。少人数なので生徒みんなの顔と名前が分かり、先生と生徒の距離感も近いそうです。
立命館宇治と同志社国際は、高校は中学の倍ほどの人数になります。どんな学校生活が送りたいか、生徒数(学校規模)も考慮しておきましょう。
帰国生の割合は?
同志社国際 約60% (約730人)
千里国際 約50% (約260人)
立命館宇治 約20% (約350人)
関西の帰国生受け入れ校として、有名な3校ですが、帰国生の割合は学校によって違います。立命館宇治は帰国生の割合が20%と3校の中では一番低いですが、生徒数が多いので300人を超える帰国生が在籍しています。
どの学校も、帰国生が特別な存在ではない環境だと言えます。
部活動は?
同志社国際の生徒は8割が部活に参加
生徒の8割が何らかの部活動に加入しています。
自由に楽しく活動している部活と、アメリカンフットボールのように全国大会レベルの部活もあります。
立命館宇治 部活動は盛ん
全国大会レベルの部活も多く、柔道、陸上、スキー、バトントワリング、チアリーダー、野球、アメフトなどが盛んです。

特に高校入試では中学での競技実績があり、成績優秀な国内一般生が推薦入試を受験できるので、本気で部活に取り組む!というイメージの学校です。
千里国際はシーズン制
千里国際は併殺のインターナショナルスクールの生徒と共同で実施している部活が多く、海外の学校によくあるパターンで、シーズン制スポーツクラブの形態をとっています。
ダンスやチアリーディング、トライアスロンなどはシーズン制の枠を超えて活動しています。

3年間同じ仲間とサッカーやバレーボールなどに打ち込みたいという場合は注意が必要です。
高校卒業後の進学先は?
・同志社国際高校 90%以上が同志社大学、同志社女子大学へ進学
・立命館宇治高校 90%以上が立命館大学へ進学
・千里国際高等部 50%が関西学院大学へ進学
10~15%が海外大学へ
10%が国公立大学へ進学
25~30%が国内私立大学へ進学。
千里国際は内部進学の枠が少ないのではなく、関東の大学など、国内の他大学を希望する生徒も多いと、在校生の保護者の方に聞きました。
同志社国際
日本で一番帰国生が多い学校
「帰国生は日本の理科や社会の知識があまりない生徒も多いです。いわゆる中学受験、高校受験をくぐった日本国内の生徒は、理科や社会はよく分かっているけれど、英語が流暢に話せるわけではありません。そんな帰国生と国内生が同じ教室で学ぶことで起きる化学変化が面白いんです。」と、同志社国際の先生が仰っていました。
同志社国際では、日本での生活が始まったばかりの海外生活歴の長い生徒を集めて、放課後にお菓子を食べながら話すイベントがあるそうです。お互いの悩みや感じていることを共有できる機会で、心強かったという声を聞いたことがあります。
英語力を向上できる
英語の授業は中学が6段階、高校は4段階に分かれて同じレベルの生徒たちと学びます。英検準1級レベルの生徒も多く、高校では英検準1級以上のレベルの生徒が各学年に80人~100人ほどいるので、普通にグループワークやディスカッションをできるそうです!
元受講生の話では、英語の宿題は結構多く単語の小テストなどもあり、日本に帰国後も英語力を向上できたそうです。
中学から第二外国語を学ぶことができるので、ドイツや中国などでインターナショナルスクールに通っていた場合、帰国後も英語だけでなくドイツ語や中国語も学ぶこともできます。
自由な雰囲気
校則や制服がなく、海外現地校やインターナショナルスクールのように自由な雰囲気の学校です。
「同志社大学に進学できるから、あまり勉強しない生徒もいると聞いたことがあるけれど、実際はどうなのでしょう?」
と在校生に質問すると、
「普段は、あまり勉強しない人もいるけれど、みんな頭がいいからテスト前には集中して取り組んで、ある程度の点数を取っています。でも、人気のある学部に進学するためにはしっかり成績を確保しないといけないので、普段からしっかり勉強している生徒も多いです!」と答えてくれました。
立命館宇治
立命館宇治は制服も校則もある
「 うちは普通の日本の学校です。だから、ずっと現地校やインターナショナルスクールに通っていて、毎日制服を着るのが嫌だというような生徒には窮屈かもしれません。」と入試センターの先生が仰っていました。
日本の制服に憧れていて「日本らしい制服のある学校に行きたい」と言って立命館宇治を選ぶ子もいます。
中学のWOWプログラム
中学では、先生が企画する「WOW プログラム」という自由参加なプログラムがあります。陶芸やヨガ、ビワイチ(自転車で琵琶湖一周)など「特徴ある学び」が出来ます。教科書以外の色々な体験ができるのはいいですね。
スポーツ好きの男子生徒に話を聞いたら
「僕は、体を動かすようなプログラムに参加してきました。興味があるときだけ参加できるし、どのプログラムも楽しかったです。」と言っていました。
IB教育

中学のIPコース・高校のIBコースは人気が高く、受験者数も増えています。特に中学のIPコースのOPEN SATURDAYは、予約受付開始後すぐに満席になるそうです。高校のIBコースは国際バカロレアのプログラムで学び、日本の高校卒業資格とIBディプロマを両方取得できます。ディスカッション中心の授業で課題も多く、生徒皆で「共に学ぶ」コースだそうです。
海外の大学への進学がメインのようなイメージですが実は日本国内の大学への進学(国公立大学含む)も多いようです。
以前、立命館宇治高校のWWL発表会に行ったときのブログはこちらです。古い記事ですが、雰囲気を感じていただければと思います。
関西学院千里国際
同じ敷地内にあるインターナショナルスクールの生徒との交流も多く、生徒の自主性を尊重する自由な雰囲気の学校です。「二つの学校は一体である」という理念のも施設の共同使用や交流があり、インターナショナルスクールのような雰囲気の学校です。
美術、音楽、体育の授業はインターナショナルスクールの生徒と一緒に英語で学びます。
学期完結性の授業で4月~、9月~、12月~各学期60日制で授業が完結します。 海外の学校の開始時期と重なるので帰国生にとって編入後スムーズに学べる体制になっています。
生徒が学校行事を企画
千里国際のLearning Fairに行ったとき、生徒が受付をしてくれました。また、小学生向けのワークショップやイベントも在校生がゼロから企画・プロデュースするそうです。
高等部の時間割は自由選択
高等部では時間割が自由選択、無学年制を取り入れています。自分が学びたい授業を自由に組み立てて受けることができます。高校1年生と3年生が同時に学ぶことも多く、1クラス10人以下の授業も珍しくないそうです!
入試はどう違う??
入試制度も大切ですよね。英語エッセイ、日本語小論文、科目入試、推薦入試など同じ学校でも様々な入試方式があります。各学校の入試についてはそれぞれのページのリンクを貼っておきます。
ミスマッチがないように!
帰国生に人気の3校ですが、スクールカラーは結構違います。
一時帰国の際は、学校説明会などに積極的に参加してください。
担当の先生が紹介してくれる様子や、実際に生徒たちが学んでいる様子、生徒の表情などを見ると学校のイメージが具体的につかめます。
