立命館宇治中学校 2024年度入試情報

どんどん人気が上がってきた立命館宇治中学校・去年のOPEN SATURDAYは申し込み当日に予約が埋まったそうです。

国際自己推薦入試は事前申請が必要

2023年度の国際自己推薦入試結果を見てみると

11月入試

  • 国際自己推薦IP方式 受験者数   18名 合格者数  17名
  • 国際自己推薦S方式 受験者数 2名 合格者数 2名

1月入試

  • 国際自己推薦IP方式 受験者数 2名 合格者数 2名

国際自己推薦入試は、事前に申請があり資格が確認された受験者のみ出願できます。2023年度入試では、受験者22人中21人が合格しています。出願資格が得られれば、ほぼ合格できる試験ですから、できれば国際自己推薦入試で受験したいですね!

国際自己推薦入試の推薦基準はHPには載っていない

・学業、人物ともに優れ、本校を第一志望とする者。

必要書類

①国際自己推薦入学試験出願資格申請書

②4年生~6年生の通知表のコピー

③志望理由書

入試要項にはこれだけしか情報がありません。具体的な推薦基準は毎年変わるため、学校のホームページには載っていません。

入試説明会に行くと資料をもらえますし、オンライン説明会では画面で資料が確認できるはずです。忘れずにスクリーンショットを撮ってください。

語学資格は英検準1級など、ハードルが高めなのでしっかりと対策をして計画的に受験して、資格を取得しましょう。

現地校やインター校の在学期間で成績の扱いが変わる

現地校やインターナショナルスクールは、通い始めてすぐの頃は成績をとるのが難しいですよね。立命館宇治中学校では、現地校やインターナショナルスクールの在学期間が4年以内であれば、後半期の伸びを重視して加点してくれます。

学校の成績も大切なので、しっかり取り組んでおいてください!

2023年度国際入試の結果

国際自己推薦入試の出願資格が得られなかった場合は、「狭き門」になります!

11月入試

  • 国際一般IP方式 受験者数 14名 合格者数 7名
  • 国際一般A方式 受験者数 3名 合格者数 0名
  • 国際一般B方式 受験者数 21名 合格者数 9名

1月入試

  • 国際一般IP方式 受験者数 1名 合格者数 1名
  • 国際一般A方式 受験者数 0名 合格者数 0名
  • 国際一般B方式 受験者数 6名 合格者数 1名

A方式は作文(日本語か英語)と面接(日本語)

A方式の作文は日本語または英語で、得意な言語を選べるのがうれしいですね。

面接では志望理由や入学後にしたいことなど、答えられるように準備し、海外体験は必ず振り返っておきましょう。

国際入試 A方式の出願資格に注意!

A方式には、国際入試の出願資格とは別にもう一段階厳しい海外在籍期間の出願資格があります。

①小学校6年間の課程のうち、海外現地校、インターナショナルスクールに3年以上在学した。

②小学4年生~6年生の3年間に、海外現地校、インターナショナルスクールに1年6ヶ月以上在学した。

どちらか一方の資格を満たす必要があります。1日でも足りないと残念ながらA方式を選ぶことができませんので、本帰国が決まったら在学期間を慎重に数えて、可能なら調整してくださいね。

B方式は国語・算数・面接

試験内容は、国語、算数、面接です。国語と算数の試験は、一般入試に比べると難しくありませんが、小学6年生内容までの履修が済んでいないと解けません。学年を下げて勉強しているお子様は学年を戻しておきましょう。

IP方式は小論文・算数・面接すべて英語

試験内容は、小論文(英語)、算数(英語)、面接です。IP方式の場合、面接は英語と日本語両方で行われます。実技教科は日本語で学ぶので、日本語も試されます。
また、授業では英語で討論を交わすこともあるので、単に英語が話せるだけではなく、学習に関する関心があるかどうかも見られ、「知的な関心」がポイントだと立命館宇治の先生が仰っていました。

IP方式は英語が話せるだけでは難しい

小論文、算数、過去の成績、英語力、面接の5つの要素の中でも、一番重要なのは英語力だそうです。語学の資格は計画的に取得していくことをお勧めします。

続いて、小論文、過去の成績、面接、算数の順に評価されます。小論文では論理的な文章を書けるかどうかを見られます。

小論文対策はしっかりと取り組みましょう。立命館宇治中学では、小論文の内容はもちろん、文法も見られます!

去年の入試では、意外に算数で差がついたと聞きました。算数の得点が低すぎたら合格できないので、算数も対策はしておきたいです。問題のレベルが標準なので、ミスは禁物です。

合格後の進路

高校への内部進学率はほぼ100%ですが、実は立命館大学への内部進学率は徐々に減っているそうです。

今は大学入試形式も様々なので、IBコースから日本国内外の大学に進学する生徒もいます。ほかの大学への受験を後押ししてくれる環境はうれしいですね!

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