同志社国際中学の2024年度入試情報
全生徒数375人のうち178人が「帰国生徒」の同社国際中学、どんどん人気が高くなってきています。
2024年度入試の募集要項が発表されました。
同志社国際中学の帰国生入試出願資格は?
同志社国際中学の帰国生入試を受けるには、まず「帰国生の認定」が必要です。
帰国後の期間とは、最終帰国の日から当該入学試験の日までだそうですが、3カ月以上の保護者に帯同して海外在住期間は加算できます。受験資格があるかどうか、微妙な場合は必ず学校に問い合わせをしてくださいね。親切に相談に乗ってくださいます。
A選考専願で受験するため、計画的に語学資格にチャレンジしよう!
A選考専願は筆記試験がありません。
A選考専願
選考内容:英語資格・面接・書類審査
同志社国際中学が第一志望なら、A選考専願で受験したいですよね。A選考専願に出願するには、指定された語学資格をクリアすることが必要です。
次の1~4のいずれかを満たす者
- TOEFL iBT 68点以上
- 実用英語検定準1級以上合格
- TOEIC Listening & Reading 730点以上
- ケンブリッジ英検(for Schoolsを含む)B2 First (FCE)160点以上
英検準1級も、TOEIC730点も、日本国内なら大学生たちが目指すレベルです。
小学生には英語以外のハードルも
英語の語彙力を上げるのに苦労しますが、小学生ににとっては英語以外にも多くのハードルがあります。書かれている文章の背景知識がなくて、何について書かれている文章なのか、分からないことがあるのです。今までの合格者に話を聞いたら、普段からニュースサイトやテレビニュースを見て、家族でその感想を話し合っている方が多いようです。
小学生でこの基準をクリアするのはなかなか大変ですが、A選考専願で受験できれば合格の可能性がグンと上がります!!計画的に受験をしていきましょう。
A選考併願 合否の分かれ目は論理的思考力があるかどうか
A選考併願
選考内容:作文(日本語以外)・書類審査・面接
どんなテーマの作文が出題されるのか?
同志社国際中学の作文は独特なので、しっかりと対策をしていきましょう。では、どんな問題が出題されているのでしょうか?
過去の出題例
A fortune teller tells you that your future life will be happy but not easy. Use your imagination to describe the story of your life.
占い師が「あなたは、将来幸せだけれども困難な人生をおくります。」と言いました。あなたの人生を想像して書きなさい。
試験会場では問題用紙が1枚(B4サイズ)と白紙1枚、解答用紙(罫線のあるもの)2枚が配布されます。白紙でしっかり構想を練ってから書きなさいということですね。
小手先の対策はでは対応できない!
以前、校長先生とお話をしたときに
「論理的な思考力を見るために、こういうテーマで出題しています。小手先の対策では対応できませんからね。」
と、仰っていました。テーマにあった文章を、適切な構成で書けるかが重要です。文法のミスによる原点は少ないけれど、筋道の通っていない文章を書くと、評価が低くなってしまいます。
この作文を60分で仕上げるのはなかなか大変です。 最初は2時間くらいかかる生徒も少なくはありません。過去問はたくさん公開されている(学校説明会に行くと、過去問題のプリントをもらえます)ので、どんどん練習しましょう
A選考併願の2023年度入試結果は3倍
2023年度 同志社国際中学校A選考併願は志願者42人、合格者14人。倍率3倍でした。
2022年度入試は、倍率3.9倍とだったので少し落ち着きましたが、やはり高い倍率です。今年も倍率は高そうです。入試に向けてしっかりと対策をして臨みたいです。
B選考入試は学力勝負
B選考入試
選考内容 教科試験(3教科)国語・算数・および理科・社会・英語のいずれか
B選考は純粋な学力検査!準備は抜かりなく
一般的な中学入試の対策が必要
B選考は日本人学校の生徒や、日本の小学校で学んでいる生徒向けの入試です。過去問題を見ると分かりますが、国内一般生と同じ、普通の中学入試問題で、帰国生向けにアレンジされた易しい問題ではありません。しっかりと対策をしましょう。
B選考の2023年度入試結果
2023年度同志社国際中学B選考は志願者25人、合格者9時人、倍率2.7倍でした。
同志社国際中学では、12月のA選考入試で不合格だった場合でも、2月入試も是非受験してくださいと仰っています。
どんどんチャレンジしていきましょう。
入試がまだ先の方は、面接で自己アピールできるように海外滞在時に積極的に色々なことに取り組んでくださいね。そして必ず語学の資格を取っておきましょう!