今年の京都は9月も10月も、夏のような気温で秋を感じられなかったのですが、11月になると朝晩は寒くなり、今年も紅葉のきれいな季節になりました。
テレビでは東福寺や清水寺、嵐山など有名な観光地の紅葉が紹介されています。有名なところは観光客でいっぱいないので、渉成園(しょうせいえん)に行ってきました。
紅葉シーズンのため人出はそこそこありましたが、敷地がとても広いのでゆっくりと過ごせました。
今回は全くの余談ですが、海外からブログを見てくださっている方に日本の紅葉を少し味わっていただければと思います。
西門を入るとすぐに大銀杏の木が
渉成園は東本願寺の飛地境内地です。東本願寺が面している烏丸通りから東に入り、七条通りを少し北に上がったところにあります。入口を入るとすぐに大きな銀杏の木がありました。
春はしだれ桜もきれいなようです。
美しく紅葉する条件は?
理科(生物)に興味があるお子さまなら、なぜ葉の色が変わるのか、なぜ葉が落ちるのか、1年中緑の葉がついている木との違いは?など調べてみるといいですね。
美しく紅葉する条件は
- 気温が急に下がること
- 日光がよく当たること
- 空中の湿度が適度にあること
だそうです。適度な湿度も必要なのですね。池のそばの紅葉がきれいなのは池に映えるだけでなく湿度も関係しているのかもしれません。
11月は、アメリカ、カナダ、メキシコ、アルゼンチン、イギリス、ドイツ、イタリア、タイ、シンガポール、台湾、オーストラリアなど、70カ国以上の国の方がブログを読んでくださったようです。
この時期に一時帰国することは少ないと思うので、京都の紅葉の様子を写真多めでお届けしました。
12月7日~9日は同志社国際中学高校の入試です。
渉成園を楽しんだ後、近くの小さな神社、文子天満宮(学問の神様)で、生徒たちが合格できるよう祈願してきました。