2024年12月の同志社国際中学A選考併願入試で合格したRさんとお母さまが、インタビューに協力してくださいました。作文対策の様子や、当日の試験についてお話を伺っていきます。

「母子ともに初めての受験で手探り状態です。 娘に合った受験方法や受験勉強方法をご教示いただければと思います。よろしくお願いいたします。 」と2024年の4月にお問い合わせをいただき、同志社国際中学をA選考併願、スペイン語作文で受験をするため5月から試験対策を開始しました。
作文対策の授業は日本語で
スペイン語で対策をしてあげられるとよいのですが、You-学舎では日本語・英語のどちらかで、作文の指導をしています。
授業では日本語を使って主に作文の内容を扱い、作文の内容が決まったらスペイン語で書き直して、スペイン語の表現や文法などは家庭教師の先生に見ていただくことになりました。
お話を作るのが楽しい!
同志社国際の作文は、テーマを与えられて、このお話の続きを書きなさい。というパターンの出題です。お話を書くのが苦手な生徒も多いのですが、Rさんは体験授業のときから、「お話を書くのが楽しい」と言っていました。
「話の山場にボリュームを持たせるにはどうしたらいいですか?」など、自分からどんどん質問をしてくれて、毎回の授業に積極的に参加してくれました。
入試2カ月前の講師のコメント
台詞を使ったり、心情を入れたりして生き生きとした内容になってきました。気持ちを表す言葉で、さまざまな表現ができるとより豊かな作文になると思うので、スペイン語で言い換えのリストを作ってみてはどうかとお話しました。

お母さまからのメッセージ
「先週もご指導ありがとうございました。
早速スペイン語の表現リストを作成していました。今後も続けていきたいと思います。」
このように、講師からのアドバイスを素直に受け入れて、熱心に対策に取り組んでくれました。
時間内に構成・執筆する力がついた!
お話づくりはもともと得意なRさんでしたが、授業を重ねるうちに物語に使えるエピソードをいくつか準備することができました。これまで経験したことを活かして複数のパターンを用意できたので、
試験前には、準備したエピソードと問題文の設定をうまく組み合わせて書けるようになりました。また、60分の試験時間内で余裕を持って構成を考え執筆する力もつきました!
作文のテーマはどんなものでしたか?
「あなたの家の前に大勢の人がいます。このお話の続きを想像して書きなさい。」というテーマでした。
※生徒から聞き取った情報なので、実際の過去問題は同志社国際のウェブサイトや説明会の資料で確認してください。
作文の手ごたえはありましたか?
自分の家の前に大勢の人がいるのはなぜ?と思ったので、その理由をきちんと書くように気を付けました。
いつものエピソードが使えたので、40分くらいで書きあげることができ、残りの時間でしっかりと見直しができました。

入試で大変だったことは何ですか?
私はスペイン語で受験をしたので、スペイン語で書いた作文を、オンライン授業で家庭教師に見てもらっていました。最初は正しい文法で文章を書けていなくて、スペイン語の文法を直すのが大変でした。
面接はどうでしたか?
面接官は3人で、男性2人女性1人で男性のうちの1人は外国の方でした。
最初とても緊張していましたが、面接の雰囲気は優しい感じだったので、少しずつ落ち着いて答えられるようになりました。10分弱で面接が終わりました。
どんな質問をされましたか?
- 緊張していますか?
- なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、同志社国際中学を志望しましたか?
- 得意な科目、苦手な科目は何ですか?
- 思い出に残ったことは何ですか?
- 学校が終わったあと何をしていましたか?
- 後悔したことや、やり残したことはありますか?
- あなたの長所は何ですか?
などの質問をされました。
お母さまは入試を振り返って、どうでしたか?
入試まで子どものモチベーションを保つのが大変でした。最後の2カ月は毎週2~3本は作文を書き、親子で一緒に取り組みました。作文に使える自分の経験談をいくつか準備しておいて良かったと思います。
面接も毎日練習し、入試当日は私が付き添いました。面接では司会者のような先生が、「緊張なさらないで普段通りの姿を見せてもらえればいいです。」と声を掛けてくださり、受け答えの様子を安心して見ていられました!
