先日、イギリスから帰国されたばかりの方からご相談がありました。小学4年生と小学5年生の兄妹のお母様です。
立命館宇治中学・同志社国際中学志望ならまず英検準1級を!
そもそもは妹さんの受験のご相談で、同志社国際か立命館宇治を受験しようかと考えているとのことでした。同志社国際ならA選考専願、立命館宇治なら国際推薦入試で受験できるようまずは英検準1級を取得しましょう!
小学校の成績も上げていこう
ずっと現地校で学んできたお子さまにとって、公立小学校に入ってすぐは、成績が厳しく出ることが多いです。理科や社会、国語などの学校の勉強もしっかり取り組んで、上げていきましょう。
英検が順調に取れたら小学校6年生の夏休みには出願書類対策をして、志望校に合わせてエッセイや面接の対策も必要ですね。というように妹さんの受験対策スケジュールはスムーズに確認できました。
英検についてはこちらの記事もご覧ください。
進学校で回りのみんなと切磋琢磨して学びたい!
すると、「実は兄の受験でも色々考えているんです。」とのこと。
お兄さんは勉強が好きで、イギリスにいるときも日系の塾に通っていました。イギリスの塾の先生には西大和学園を勧められたそうですが、通学時間を考えると現実的ではなく、みんながしっかり勉強する「進学校」がいいというのが、お兄さんの希望だそうです。
のんびりした雰囲気ではなく周りと切磋琢磨して一緒に勉強したいんですね。そうすると同志社国際や立命館宇治のような大学附属校はイメージが違うかなと感じているそうです。
「帰国生枠もあり、トップの生徒は国公立大学にも進学する高槻中学や東山中学はどうでしょう?」というと男子校は嫌みたいなんですとのこと。なかなか条件が合いません。
英語の授業が物足りない
それに、お母様と色々話してしていると、今は地元の公立小学校でみんなと同じ英語の授業を受けていることが分かりました。帰国して公立小学校に入ったので当然のことです。でも、お兄さんはすでに英検準1級を取得しています。
学校の英語の授業は楽しくないことでしょう。英検準1級を持っている児童を指導することになった先生もお気の毒です。
公立高校のトップ校でも英検では2級を受験する生徒が大多数です。自分と同じような帰国生が多く学ぶ学校でなければ、英語の力は学校以外で努力して伸ばし続けるしかありません。
IBディプロマを目指してみては?
英語を伸ばし続けながら周りの生徒と切磋琢磨して課題に取り組むとすると、立命館宇治中学のIP、高校のIBコースはどうでしょう?とお話ししてみました。
IBディプロマを取得するために、たくさんの課題が出て高校生たちは部活をする時間がないときいているハードなコースです。英語力も自分と同じような生徒たちと、ともに高い目標に向けて学ぶのは刺激的なのではないしょうか?
今年の立命館宇治高校IBコースの生徒はIB合格率100%!!IBスコア平均39点(45点満点)という世界平均を遥かに上回る結果だったそうです。
特に、海外の大学への進学を希望しているわけではないし、、と仰る方もいますが、近頃はIBの資格で日本国内の大学も受験できるようにもなっています。
IBを使って受験できる大学
- 筑波大学
- 横浜国立大学
- 北海道大学
- 京都大学
- 名古屋大学
- 東北大学
- 九州大学
- 国際教養大学
- お茶の水女子大学
- 東京学芸大学
- 広島大学
- 岡山大学
- 鹿児島大学
- 上智大学
- ICU大学
など、国公立大学や理系学部(医学部は除く)も受験できます。私立は上智とICUのみ紹介しましたが、多くの私大でIBを活用した入試が可能です。
みんなとバリバリ勉強したいけれど、英語力も伸ばしたい!というお子さまには立命館宇治中学高校のIBバカロレアを取得できるコースも検討されてはいかがでしょうか?