今回は保護者様ではなく、英検を受験予定の中学生向けの内容です。
先日、来年同志社国際か立命館宇治を受験予定の生徒から「英検対策で単語帳を使っているけれど、なかなか覚えられません。先生はどうやって覚えてましたか?」と相談されました。
6年生の初めに海外に引っ越して、インターナショナルスクールに通っている中学2年の生徒です。
「今はどうやって覚えてるの?」と尋ねると、「単語帳で意味を確認したら、英語を書いて覚えています。」とのこと。

アプリを使って覚える生徒も増えていますが、単語帳を使って覚える生徒も多いです。
英検直前期の単語学習法
そこで、お勧めの方法を伝えました。中学生以上で、英語→日本語で単語の意味を覚える生徒向けの方法です。参考になれば嬉しいです。
Reading・Listeningの対策は単語の意味が分かればOK
今回紹介するのは、英検のReadingやListeningで「単語を見たり聞いたりしたときに意味が分かる」状態を増やすための方法です。ライティングや要約で、スペルを書く必要がある単語は別途覚える必要があります。
日本語の意味は正確でなくても問題ありません。英単語を見たり聞いたりしたときに、大まかな意味が分かる状態を目指します。
例えば、purchase を見て、「購入する」ではなく「買う」でOKです。文章の中で、その単語が表している大まかな意味をつかめれば十分です。
そうすると、1日に覚えられる単語の量が増えます。
1週間で覚える単語の数を決めよう
まず英検まで何週間あって、覚えるべき単語は何語あるのか、確認します。
相談された時点で
・試験まで6週間
・覚えたい単語と熟語の合計が約1800語
1週間に450語進めると、4週間で終わります。残り2週間で2巡目を仕上げます!
月曜~金曜の5日で覚えて、土日で再確認
1週間に450語の目標ですが、月~金曜日の5日間で450語(1日に90語)進めて土日に復習がお勧めです。
1日に90語も?と思うかもしれません。でも実際には、90語すべてが新しく覚える単語ではなく、すでに知っている単語も含まれていますよね。
まず1~90番の単語をテンポよく確認し、すでに意味が分かる単語にチェックを入れます。すぐに意味が言えなかった単語は日本語の意味を確認し、次の単語に進みます。
全ての単語にチェックが入るまで繰り返す
月曜日
1回目
- 90語を順番に確認
- 意味がすぐに分かる → ✓
- 分からない → 意味を確認して次へ
2回目
- ✓がついていない単語だけ確認
- 意味が分かったら ✓
- まだ分からなければ意味を確認
3回目、4回目……
- ✓がついていない単語だけを繰り返す
- 全部に✓がついたら終了

どんどん繰り返して、全ての単語にチェックがついたらその日の単語覚えは終了です!
チェックを入れた単語の再確認はしないのが単語帳を計画通りに進めるコツです。
前日に覚えた単語の再確認はしない
毎日、覚えた単語を復習してから新しい単語に進もうとすると、単語帳の前半ばかりを繰り返してしまうことになり、試験までに最後まで終わらないかもしれません。
そこで平日は新しい単語をどんどん進め、土日にその週の450語をまとめて確認します。
土曜日に1番~225番、日曜日に226番~450番を確認します。方法は同じで、一目で意味が言えた単語に2個目のチェックを入れ、分からなかった単語の意味を確認していきます。
どんどんチェックを入れながら、繰り返して、すべての単語に2個目のチェックが入ったら1週間の目標達成です。

2週目~4週目まで、同じように進めて単語帳を1巡します。
5週目と6週目で2巡目を
5週目と6週目も進め方は同じですが、1日の単語量が倍になります。
1周目:4週間 × 週450語=1800語
2周目:2週間 × 週900語=1800語
月曜から金曜は毎日180語、3個目のチェックが入るまで繰り返します。土日は450語覚え直します。
すべての単語に4回チェックが入ったら完了です。
相性が悪くて何度も何度も確認しなければいけない単語があるはずですが、くじけずにこなしていきましょう!
試験直前は新しい単語を増やしすぎない!
英検のリーディング対策で、知らない単語に出会うたびに辞書などで調べて覚えようとすると、範囲がどんどん広がってしまいます。
英検まで時間が限られている場合は、まず今使っている単語帳に載っている単語を優先的に覚えましょう。1回で覚えられなくても大丈夫です。分からない単語を繰り返すことで、少しずつ覚えられる単語が増えていきます。英検までの期間に合わせて1日に覚える単語数を決めてみてください。
