例年、11月末の土曜日に立命館宇治中学の国際入試があります。入試まで6カ月を切りました。
去年の10月に立命館宇治中学IPコースに合格した1年生のもと生徒とお母さまにインタビューをしました。
生徒はとても楽しそうでしたし、お母さまも恵まれた環境で学ばせてもらえていると、満足されている要でした。IPコースはどんどん人気が高まり、レベルもあがっているので、しっかりと準備して入試に臨みたいところです。

IP方式対策コース

※6月・7月生の申込受付期限は7月15日です。7月16日以降のお申し込みは8月スタートのコースとなります。なお、去年は定員に達したため8月17日に募集を停止しました。受講ご希望の方は早めにお申込みください。
入試基礎準備(3回)
自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる
海外で暮らすお子さま、日本のインターナショナルスクールで学ぶお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の様々な生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。
ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。
そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にし、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2024年11月入試に合格したご家庭へのインタビューでは、「面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。」
「先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。」
という声が多かったです。
面接質問リストの回答を作成する!
まずは質問リストの回答を作成していきます。過去の経験の振り返りとともに、日本と滞在国の違いや、志望理由などを考えます。
なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治中学のIPコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校とIPコースや高校のIBコースの研究も欠かせません。
志望理由を考えることで、「立命館宇治で学びたい!」という思いが強まり、英語小論文に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。
出願書類対策
志望理由書は夏休みに作成すべし!
国際自己推薦入試に出願する場合、9月初旬から10月初旬に志望理由書を提出します。
立命館宇治中学の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高い分、他の受験者と差をつけやすいです。

今までどのような経験をして、何を学び、どんな成長ができたのか、それを立命館宇治中学IPコース(さらに高校IBコース)の学びでどう活かせるか、志望理由を研ぎ澄ますことが面接対策にもつながります。
クオリティの高い書類にするため、時間のある夏休みの間に、出願書類を仕上げるのが鉄則です。
英語小論文対策
立命館宇治中学IP方式の試験はA4用紙1枚程度の英文と、その文章に関連した質問が2つ出題されます。受験生は2つの質問から1つを選び、質問に答える小論文を200ワード以上で完成させます。
IPコースのエッセイは、英語力を問われているのではありません。英語力は語学資格のスコアで確認されています。エッセイでは文章内容を読み取り、何を問われているのかを正しく理解して、問いに対する答えを論理的に英語で述べる力があるかを見られています。
文章読解と小論文両方の力をつけていくため、類題を使いながら毎回の授業で1本ずつ小論文を練習して、解説・添削授業を続けます。
11月の入試までに25本の小論文を練習することで、立命館宇治中学が求める論理的な思考力を養います。
文法的にも正しい英語が書けるように
今まで文法を意識せず、なんとなく英語を話したり書いたりしてきたお子さまは、英語で意思疎通ができても正しい英語が使えないことが多いです。
文法の間違いを指摘しながら、文法の仕組みも解説していきます。

理屈が分かると、どんどん正しい英語が使えるようになり、自分の英語に自信を持てるようになります。
書き慣れてきたら時間配分にも気を付けて、60分で文章を読み、小論文の構成、内容を考え、小論文を書き、見直しまででできるようにします。
面接実践対策 3回
10~11月に実践的な面接対策を実施します。
受講開始時に作成した面接対策シートのリストを見直して、実践的な面接練習を繰り返します。IPコースは英語がメインですが、日本語でも面接があるので、両方の言語で準備します。
夏休みに完成させた出願書類び控えを取っておき、出願書類に書いた内容について、予想される質問の回答も考えます。
姿勢や視線にも気を付けて面接練習を重ねます。模擬面接では本番さながらの緊張感も経験できます。3回の対策授業で完成させます。
IP方式 算数対策
IP方式の入試では算数も英語で出題されます。帰国後、日本の小学校で算数を学んでいて英語での出題に慣れていない方は算数の用語を確認しておくことをお勧めします。
IP方式の算数は、B方式に比べるとレベルは高くありません。ところが、海外の現地校やインターナショナルスクールの算数でいい成績が取れていても、計算を正確に速く解けないために合格できないケースもあるようです。
英語小論文や面接の対策を優先して、算数は後回しにしがちですが、昨年の受験者は算数でも得点差がついたと聞いています。算数もしっかりと対策しておきたいところです。
2025年度入試は難化した!
3月に立命館宇治の先生と2025年度入試結果について、お話をする機会がありました。その際に「不合格者の中には、去年なら合格出来ていたレベルの受験者もいました。」と仰っていました。受験生のレベルが上がっているそうです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
6月・7月生 受講料
入会金 20,000円

上記コース料金を6月~11月の6分割で納入いただく場合
6月のご請求額60,700円、7~11月のご請求額60,660円
7月~11月の5分割で納入いただく場合、各月のご請求額は72,800円となります。
8月・9月生 受講料
入会金 20,000円

上記コース料金を8月~11月の4分割で納入いただく場合、各月のご請求額93,750円
9月~11月の3分割で納入いただく場合各月のご請求額125,000円となります。