立命館宇治中学の編入試験を受験した生徒のお母様が面接の様子を教えてくれました。ありがとうございます。2022年度の夏編入試験を受ける皆様、是非参考にしてくださいね。
まず受験生本人の面接がある
例年通り、まずは受験生が呼ばれて面接が始まりました。その間、保護者は部屋の前で待機しています。受験生本人はもちろん、待っているお父さん・お母さんもハラハラドキドキですね。

今回の編入試験では、こんな質問をされました。
- 志望動機は何ですか?
- 滞在国と日本にはどんな違いがありますか?
- 滞在国と比べて日本のどこが良いと思いますか?
- 滞在国を知らない人に滞在国について教えてあげてください。
- 出願書類に書いた特技についての質問
- いくつか書いた特技のうち何が一番得意ですか?
ほぼ、質問リストで練習した内容でした。
想定内の質問だったので落ち着いて答えられたそうです!
しっかり練習をしておいてよかったですね。
次に保護者が呼ばれて面接室に入る
子どもがどんな質問をされ、どう答えたかを知らないまま保護者面接となります。親子で志望理由が大きく違うようなことのないように、どんな回答をするかは必ず共有しておいてください。
今回の面接で保護者はこんな質問をされました。
- お子さまはなぜ立命館宇治中学を志望したと思いますか?
- 家庭の教育方針はありますか?
- なぜこの時期の編入学で立命館宇治中学を選んだのですか?
- 他の学校を受けますか?また、そこはどこですか?
- 両方合格した場合どちらに行きますか?
- 立命館宇治中学に通う場合、どこに住む予定ですか?
保護者への質問も想定内でした。
受験生本人の面接が12分ほど、保護者への面接が4分ほどだったそうです。
面接は15分~20分ほどと聞いていますので、ほぼ時間通りですね。
出願書類を見直しておこう
今回の受験生のように、出願書類に書いた内容について質問されることはよくあります。面接練習をするときには出願書類に何を書いたか見直し、聞かれそうな質問を予想して回答を作っておきましょう。
また、そのためにも出願書類のコピーは取っておいてくださいね。
出願書類に何を書けばいいの??
さて、出願書類に書くことがないんですけどという相談をよく受けます。立命館宇治中学の成績証明書補足調書・就学状況報告書の裏側の5番、6番に何を書くか、悩まれる方も多いです。
5.スポーツ、音楽、美術等、何か特に優れた能力を持っていれば、それを説明してください。
「特に優れた能力」って言われると、何も書くことがないんですけど・・という方もよくいらっしゃいますが、子どものころからサッカーを続けていて、滞在国でも現地のチームに所属していたなら、是非サッカーについて書きましょう。特に強いチームでもなくても問題ありません。
学校の文化祭で絵を張り出された、などの経験もいいです。
ここに書いたことを面接で聞いてくれれば、自己アピールにもなります。是非遠慮せずに書いてください。
6.顕著な活動歴があれば、具体的に書いてください。
「顕著な活動歴」と言われても・・と思うかもしれません。
何かで表彰されたような経験があれば書きやすいですね。でも、海外経験を振り返ってみてください。
ピアノのコンクールに出場した。
ボランティアを毎週していた。
などでも構いません。海外経験を振り返ることが面接対策にもなります。是非親子で振り返ってみてください。