海外の塾では、関西の志望校に合わせた対策をしてもらえないという話をよく聞きます。
先日カウンセリングをした方は、「夏期講習は一時帰国した時に、関西で受けてください」と言われたそうです。帰国生の60%が関東に、15%が東海に、15%が関西に、10%がその他の地域に本帰国をするのですから、多数派に向けた授業になってしまうのも理解できます…。
You-学舎では同志社国際高校中学B選考入試に特化した夏期講習を実施します。
普段は時差のため、平日の受講が難しいヨーロッパの方の受講も大歓迎です。
2024年度入試の倍率は1.8倍
2024年度入試のB選考は志願者数9人、合格者数6人、1.5倍の倍率でした。しっかりと傾向に合わせた対策をしておきたいです。
2024帰国年度入試の合格最低点は
当日100点×3科 300点
合格最低点 161点
約54%の得点率になります。6割以上を目標に学習します。
受講前に模試を実施
まずは算国の模試を受験していただき、体験授業で点数が良くなかった科目の解説をします。
体験授業で理解力を把握した上で、カリキュラムを組み、お子さまに合った課題を選定します。
Zoom自習室で毎日の学習
同志社国際中学の入試は、国語の漢字や語句の意味、数学の複雑な計算を正確に速く解くなど、コツコツと努力を積み重ねて対策する必要があります。
そこで、授業の宿題とは別に計算、漢字など、毎日の課題を指定します。
授業で課題の進捗をチェック
課題チェックは欠かせません。学校の夏休みの宿題のように提出期限が1カ月後だと、まとめてやっつけることになりがちです。
私も夏休みの宿題は、気分が乗ったときに早めに終わらせていました…。授業の宿題に加えて、日々の課題も提出します。
自習のコアタイムを設定
毎日出される多くの課題を1人でコツコツ進められればいいですが、スマホの誘惑に負けそうになるかもしれません。
夏期講習中は生徒それぞれにコアタイムを設定して、時間になったらZoomに入ってもらいまます。
コアタイムは時差や他の習い事などを考慮して1人ひとり、相談して決めます。Zoomは日本時間の9時~21時でOPENしています。
※土曜日、日曜日、お盆休み期間は閉室
コアタイムで規則正しい学習を
去年受講したトルコの生徒は、授業を朝の9時スタートに設定しました。授業までに必ず起きなければいけないからという、お母さんの希望でした。
10時に授業が終わったらそのままZoomで12時まで課題に取り組み、お昼休みをはさんで、13時~15時(日本時間の21時まで)にまたZoomに入って勉強します。
これなら夏休みも規則正しく生活できますね。夏休みの朝寝坊問題は、どこの国でもお母さんの悩みの種のようです。
「自習をします」と挨拶を!
Zoomに入ったら、「自習をします。小学6年生の〇〇です。」と挨拶してください。スタッフが自習室に案内します。
自習室には他の仲間も
Zoomの自習室には他の国にいる、日本人の中学生たちも入ってきます。
生徒同士が話すことはありませんが、他の生徒も頑張っているんだなと感じるし、緊張感を保つために自分のカメラで手元を写すのもいいです。
その日に取り組んだ課題を提出する
カメラはオフにしてもOKですが、コアタイムの終わりに、取り組んだ課題の写真を撮ってアプリに提出してもらいます。ですから、別のことをしたり、サボったりはできません!
算数の授業 10回
数学は10回の授業で、まずは大問1を完璧にすること、旅人算や平面図形など良く出題される問題を正確に解くことを目標にします。
同志社国際の算数は問題数が少ないので、ミスは禁物です。丁寧に速く解くことを目標に、過去問題や類似問題を使って演習を繰り返します。
算数の試験について、詳しくはこちらの記事をご覧ください⇓
国語の授業 10回
国語は文学的文章、論理的文章、国語常識の大問3つが出題されます。理由説明の記述問題が毎年出題されるので、記述問題対策は必須です。漢字尾読み書きや、語句の意味の配点が高いので、自習課題で覚えてもらい、授業で確認テストをします。夏のうちに知識問題の基本を固めておきたいです。
過去問題や総合的な問題演習を通じて国語の対策を進めます。
国語の試験について、詳しくはこちらをご覧ください⇓
夏期講習報告カウンセリング
夏期講習終了後、個別カウンセリングで授業の様子や模試の結果をもとに、今後の課題や入試までの取り組みのアドバイスをいたします。