2024年11月の海外生入試で高等部に合格したAさんが、入試を振り返ってインタビューに協力してくれました!

Aさんはスキーが得意で中学1年生のときに全国大会に出場し、今はスキーのできるカナダで単身英語留学をしています。
千里国際は単身留学でも帰国生として受験ができるので、日本国内にいるお母さまが中3の春に問い合わせをしてくれました。
一時帰国中に集中的に受講
ホームステイをしているAさんは、夏休みに一時帰国したときに、面接対策の回答作成や出願書類、日本語作文を集中的に受講しました。
特に出願書類は、出願期間になったら日本にいるお母さんが千里国際に郵送することになっていたので、一時帰国中に清書まで完成させなければいけませんでした。

8月の終わりにはカナダに戻るため、ハードなスケジュールでしたが、しっかりと取り組んでAさんらしい出願書類を完成させることができました。
千里国際の作文
千里国際の作文は日本語か英語か、どちらかを選択できます。入試では格言が出されて、その格言について自分の考えを述べます。
Aさんは日本語を選びました。現地校の学びに集中していたため、久しぶりに日本語で長い文章を書くことになりました。日本語作文は、カナダに帰ってからも毎週1回のペースで対策を続けました。
日本語作文対策で印象に残っていることは何ですか?
最初は作文の内容を考えるのがとても大変でした。1カ月程度で作文の構成には慣れたのですが、出題された格言をどう解釈して、どんな内容の作文を書くかで苦労しました。
でも、数をこなしていくうちに慣れていったと思います。納得できるまで何度も繰り返し練習しました!

また、文章の書き方や漢字を忘れているなと実感しました。句読点の場所など、書き言葉の日本語を思い出すいい機会になりました。
当日のテーマはどんなものでしたか?
速く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければ仲間と行け。
というテーマでした。
どんな内容を書いたか覚えていますか?
何かを練習するときに自分で1人でやると速く伸びるけれど、誰かと協力しないと長期的に成果を出すのは難しいと考えました。
私は自主トレが苦手で、スキーの練習も1人でやっていると限界が見えるけれど、友達を誘ってやると続けられたという経験も活かして書きました。
小論文の試験の後、面接までどう過ごしましたか?
小論文の試験が終わってから面接まで、1時間半ほど時間がありました。その間にホストファミリーと夕ご飯を食べました。
英語で会話をするので、面接で英語の質問に答える練習にもなったと思います。
面接はどんな様子でしたか?
面接官は男性と女性の二人でした。どちらも若くて、質問は主に男性からされました。英語の質問は全て男性でした。
面接の雰囲気は予想よりも緊張感があったと思います。男性が厳しめに質問してきたのですが、女性の方がおっとりした雰囲気で、少し和やかな感じになりました。
どんなことを質問をされましたか?
カナダでの思い出や学校について聞かれました。
また、勉強についての不安はないかも確認されました。志望理由書に書いたことについても質問されました。ほとんど練習した内容だったので、しっかり答えられたと思います。
入試の対策で印象に残っていることはありますか?
面接の回答作成や志望理由書の対策で、志望理由をあらためて考えると、千里国際で学びたい理由がたくさん見つかりました。自分の目標や夢を再確認する機会にもなりました。
入試対策を通じて会話力、コミュニケーション力を伸ばすことが出来たと思います!
今は数学のキャッチアップを頑張っていますね?
カナダの数学は簡単なので、本帰国するまでに日本の数学を学ばなければと家族で話していました。
中学2年生の連立方程式くらいまでしか日本で学んでいなかったので、そこから後の単元をYou-学舎のオンラインで受講しています!