先日、立命館宇治中学高校に伺って、2024年度入試の入試傾向や結果を教えていただきました。
2024年度入試の結果についてまとめましたので、ご覧ください。
2025年度入試では、入試時間や小論文の文字数など、色々と変更があるそうです。2025年度入試の入試要項は6月頃に発表されます。
立命館宇治高校の2024年度国際入試の受験者は134人でした。2023年度入試が110人、2022年が108人、2021年が109人なので例年の2割増しとなりました!
各コースの倍率など、詳しく見ていきます。
IBディプロマ合格率96%
2024年IBコース卒業生の最終ディプロマの合格率は96%と今年も高い合格率でした。
平均点は34.2点、IPコースからの内部進学のコースの平均点は35.1点で、40点以上の生徒が3人いたそうです!
IBコースの新高1生は43人
今年のIBコースの生徒数は43人です。去年は36人だったので7人増えました。設備の関係で、受け入れられるMaxの人数は50人とのこと、まだ少し枠がありますね。
海外の大学も日本の大学も視野に入れて、生徒本人だけが帰国して寮に入るケースもあります。IBコースは1年生の6月入試と11月入試で編入のチャンスがあります。
IBコース入試結果
11月国際入試
推薦IB方式 受験者12人 合格者12人
(昨年度 受験者6人 合格者5人)
専願IB方式 受験者14人 合格者7人
(昨年度 受験者10人 合格者4人)
11月入試の受験者合計数は去年の16人から10人増の26人でした。IBディプロマ取得率の高さが評判になっているのが原因でしょうか。
特に推薦IB方式の受験者は6人から12人に倍増しています!英語の資格も学校の成績も揃った、優秀な受験生が増えたようです。
2月国際入試
推薦IB方式 受験者1人 合格者1人
(昨年度 受験者1人 合格者1人)
専願IB方式 受験者8人 合格者0人
(昨年度 受験者7人 合格者2人)
国内生入試
推薦A 受験者1人 合格者1人
(昨年度 受験者3人 合格者3人)
専願 受験者1人 合格者1人
(昨年度 受験者2人 合格者0人)
推薦入試は14人受験して全員合格していますが、専願IB方式は受験者23人で合格者8人、2.875倍という厳しい結果になっています。是非推薦入試で受験したいですね。
IBコースの受験を考えている方は、早めに英検準1級など英語資格の基準をクリアして、学校の成績も確保しておきましょう!
IGコース入試結果
11月国際入試
推薦A方式 受験者3人 合格者3人
(昨年度 受験者6人 合格者6人)
専願A方式 受験者6人 合格者2人
(昨年度 受験者7人 合格者6人)
推薦B方式 受験者3人 合格者3人
(昨年度 受験者3人 合格者3人)
専願B方式 受験者19人 合格者数4人
(昨年度 受験者28人 合格者9人)
併願 受験者52人 合格者21人
(昨年度 受験者21人 合格者9人)
専願B方式の受験者が28人から19人に減少して、併願の受験者が去年の21人から52人に増加しています。併願の受験者が増えたのは、海外会場入試が再開したのが原因でしょうか。その他の方式は大きな変化はなかったです。
2月国際入試
専願A方式 受験者1人 合格者0人
(昨年度受験者1人 合格者0人)
専願B方式 受験者2人 合格者0人
(昨年度受験者2人 合格者0人)
IMコース入試結果
11月国際入試
専願A方式 受験者1人 合格者0人
(昨年度受験者1人 合格者0人)
推薦B方式 受験者3人 合格者3人
(昨年度受験者5人 合格者4人)
専願B方式 受験者6人 合格者2人
(昨年度受験者9人 合格者3人)
2月国際入試
IMコースの2月入試は受験者0でした。
科目受験が厳しい結果に
IGコース専願B方式(科目受験)は19人受験して4人の合格、4.75倍の倍率でした。併願(科目受験)も52人受験して21人合格、2.48倍の厳しい結果となりました。IMコースの専願B方式も6人受験して2人合格、3倍の高倍率です。
国際入試のB方式の過去問題は公開されていないので、国内一般生の過去問題を使って対策をすることになります。
専願で6割、併願で7割の得点率が合格の目安です。過去問題で標準的なレベルの問題は確実に正解できるようにしておきたいものです。