11月・12月の帰国生入試・海外生入試・国際入試の出願書類(志望理由書など)の対策授業がほぼ終了しました。
いつもは保護者の方向けに書いていますが、今回は出願書類を書き終えたお子さまにも読んでもらえると嬉しいです。
出願書類を書くことで、合格したい思いが強まった!
様々な国で、また日本国内で、いい経験をたくさんしてきたのに自己アピールが苦手な生徒は多いです。
そんな生徒から色々なエピソードを聞き出して、
「大変だったね。でも頑張ったんだね。」
「すごいね。」
「それはアピールしたいね。」
と声をかけながら、講師と生徒が一緒に出願書類を完成させました!!
出願書類の授業が進むにつれて、本当に合格したい!という子どもの思いが強まっていったという、お母様からの感想をたくさんいただきました。
清書をする前に第三者に読んでもらおう
何度も家族で下書きを確認して、志望理由書を清書したはずなのに、出願前に再確認したら漢字の間違いが見つかって、一から再度書き直した、なんていうお話も聞きました。
お父さんもお母さんも文章を覚えるほど何度も読んでいたからこそ、簡単な漢字のミスを見逃してしまったとのことでした。日本にいる親戚など、家族以外の方に読んでもらうのもお勧めです。
出願書類をもとに面接対策を!
面接では出願書類に書いたことについて質問されることがあります。提出した志望理由書などを見直して、どんな質問をされそうか考えてみるといいです。
警察官になりたいという夢を書いた生徒は、「日本の警察官とアメリカの警察官にはどんな違いがありますか?」と質問されました。
プログラミングが得意と出願書類に書いていたら、プログラミングについて詳しく質問されるかもしれません。しっかりと答えられるように準備をしておくと安心です。
受験が終わっても大切に取っておこう!
志望理由書を完成させるために、自分の経験を見直して、なぜ入学したいのか、何を学びたいのか、将来についても考えるいい機会だったはずです。
何度も何度も書き直して仕上げた出願書類は是非大切に取っておいてください。
入学後に順風満帆に何の問題もなく、卒業まで過ごす生徒はいないでしょう。学校の課題が大変だったり、友人関係で悩んだり、色々と大変なことに直面すると思います。そんなときに、今回書いた出願書類を読み返すことをお勧めします。
どんな思いで受験をしたのか、どんなことに取り組みたいと思って入学したのか、最初の気持ちを思い出せるといいですね!
入試が終わっても出願書類はお守りとして、ファイルに入れて大切に取っておいてください。