10月19日に関西学院千里国際のLearning Fairに参加しました。
午後にオンラインの体験授業とカウンセリングが入っていたため午前中のみ、3時間目と4時間目の授業を見学しました。
受け付けや案内は高校生が
高等部の生徒たちが受付をしてくれました。また、オープニング会場の図書館へも生徒が案内してくれました。
今回のLearning Fair は教育関係者と受験生の保護者が、事前に申し込みをして参加するイベントですが、保護者の方はすぐに定員に達したようです。
図書館でオープニングを待っていると、隣に座った方が千里国際の卒業生でした。今は岡山理科大学で教えていらっしゃるそうです。
複数の先生方が元生徒の彼女に懐かしそうに、そして嬉しそうに声をかけていました。本当に先生と生徒の距離が近い学校です。
Opening の司会も高校生たち
オープニングの司会は10年生の生徒たちでした。女子2人、男子1人の3人が学校の魅力を紹介してくれました。
- 千里国際はチャイムが鳴らないこと
- 校則が3つしかないかわりに、5つのレスペクトがあること
- 2カ月の夏休みの間に、学校の施設が毎年どこか変更されること
- クラブ活動がシーズン制で色々取り組めること
などなど、本当に千里国際での学校生活を楽しんでいる様子がよく分かりました。
図書館のこのステージで学校紹介をしてくれました。
3人だけのとても贅沢な化学の実験授業
高校生の「科学実験教育論」の授業見学に行くと、生徒は3人だけで、実験動画を撮影していました。
担当の先生が「学期完結の授業なので、2単位の授業なら週に6時間授業になるんです。だから、この子たちとは毎日のように会うんです!」と教えてくれました。
3人の生徒に1人の先生が指導するなんて、とても贅沢な授業です。
「実験画像はどう撮るのがいいか、僕もYou-tubeの動画なんかを滅茶苦茶たくさん見ました。」
と仰っていて、先生もとても楽しそうに授業をされていたのが印象的でした。
様々な英語レベルの生徒の15分のディスカッション
英語Communicationの授業では、様々な英語レベルの生徒が与えられたテーマでディスカッションをしていました。
4~5人のグループが5つほどあり、うまく自分の考えを英語で言えない生徒には、周りの生徒がヘルプしてあげていました。
「今年から新しいテキストにして、このスタイルの授業になったんです。色々な英語レベルの生徒がいるから結構大変なんですが、やっと15分間ディスカッションできるようになりました。」と仰っていました。
この授業も週に6時間あるそうです。1学期(60日間)ほぼ毎日会うわけですね。
しかも高校生は無学年授業です。学年を超えて生徒が仲がいいのも納得です。
タクシーの運転手さんが千里国際の保護者!
本当は7時間目まで参加したかったのですが、14時から体験授業が入っていたため、4時間目の授業見学後にタクシーで北千里駅に向かいました。
「千里国際の公開授業に参加されたんですか?」と運転手さんに聞かれたので
「はい。そうです。」と答えると
「千里国際はどうでしたか?」と質問されました。少し不思議に感じつつ
「大学受験対策の授業ではなく、興味がある分野をのびのびと学べる学校と先生が仰っていました」と答えると
「そうですよね。本当にいい学校です。実はうちの息子が千里国際の生徒なんですよ」とのこと。
「親の私が見ていても本当に楽しそうに学校に通っていて、羨ましく思うくらいです。」
個人情報なのでこれ以上は書きませんが、部活のことや大学進学のことなど、色々と教えてくださいました。
在校生の保護者の生の声が聞けたなんて、偶然ですがとてもラッキーでした!
来年はしっかり1日予定を空けて、最後まで参加したいと思っています。