【同志社国際中学】2023年6月編入試験の面接では何を聞かれた?

同志社国際中学高校の2024年度夏編入試験の日程は、まだ正式には発表されていませんが、例年通りなら6月最終土曜日です。今年も立命館宇治の編入試験と同じ日程になるのではないでしょうか。

あと3カ月少しで入試ですね。去年の編入試験の様子を振り返ってみます。

2023年夏編入試験のA選考専願受験者は12人

去年の夏編入試験、A選考専願での受験者は中学全体で12人で、中学3年生は7人と3年生の受験者が多かったようです(受験者から聞いた情報なので、正しい数値は同志社国際の個別相談などで確認してください)

※A選考専願は、以下の英語資格のいずれかをクリアした受験者のみ出願できる選考方法で、当日は面接のみとなります。できるだけ早めに資格の基準を満たして、A選考専願で受けたいところです。

中1編入の語学資格基準

  • TOEFL iBT ((Special)Home Editionを含む) 68点以上
  • 実用英語技能検定 準1級以上合格
  • TOEIC Listening & Reading 730点以上
  • ケンブリッジ英検(for Schoolsを含む)B2 First(FCE)160点以上

中2・中3編入の語学資格基準

中2・中3編入はTOEFLとTOEICのスコアが少し上がります。英検・ケンブリッジ英検の基準は変わりません。

  • TOEFL iBT ((Special)Home Editionを含む) 79点以上
  • 実用英語技能検定 準1級以上合格
  • TOEIC Listening & Reading 780点以上
  • ケンブリッジ英検(for Schoolsを含む)B2 First(FCE)160点以上

面接官は3人

面接官は3人で、男女混合のことが多いようです。
・年配の先生、若い先生2人(全て日本人)
・日本人男性、日本人女性、外国人男性

のように、去年の夏編入試験では色々なパターンの面接官の組み合わせがありました。

受験者への質問は??

自由な雰囲気の同志社国際らしく、質問内容は特に決まっていないようで、アメフトをやっていた生徒の面接官がアメフト部の顧問だったときは、アメフトの話題が多かったと聞いたことがあります。

では、去年の同志社国際の編入試験では実際にどんな質問をされたのでしょうか?

  • 住んでいた都市を紹介してください
  • 滞在国で苦労したことはなんですか?
  • 滞在国から見た日本の印象はどうですか?
  • どんな科目が好きですか?
  • 滞在国の学校はどんなところでしたか?
  • 海外に行くと聞いたときどう思いましたか?
  • 仲の良かった友達について教えてください
  • 滞在国のお勧めのスポットはありますか?
  • あなたの隣に座っている人は誰ですか?
  • 将来どんな職業につきたいですか?

このような質問だったようです。想定内の質問ですね!

面接対策の授業で、滞在国のお勧めの場所を聞くのは楽しいです。
アメリカの生徒は、国立公園やグランドキャニオンなどが人気です。

生徒たちに面接の感想を聞くと、緊張はしたけれど練習していたから、自信を持って答えれらたと言っていました。しっかり準備をして臨みたいものですね。

答えた内容について、さらに質問された!

「どんな科目が好きですか?」という質問に対して
「歴史が好きです」と答えた生徒がいます。

すると、その答えを受けて
「歴史を勉強することは、どんなことに役立ちますか?」
と質問されたそうです。好きな科目や得意な科目については、その科目を学ぶことの意味まで考えておいた方がいいですね。

複数の国や学校について、違いを聞かれた!

日本以外に2カ国滞在経験のある生徒には、
・〇〇人と△△人の特徴を教えてください。
日本人学校とインターナショナルスクールの両方で学んだ生徒には
・日本人学校とインターナショナルスクール、それぞれの良いところと悪いところを教えてください。
というような質問もされました。

複数の国に滞在したり、複数の学校に在籍した場合は、比較して答えられるようにしておくといいです。

編入試験は面接時間が長め?

同志社国際の面接は15分くらいだったという方が多いのですが、去年の夏編入試験では20分くらい、17~18分くらい、というケースもありました。

編入試験は受験者数が少ないので急ぐ必要がなく、少し時間が長めになったのかもしれません。

面接の雰囲気は和やか

同志社国際の面接は、面接官の先生方も優しく、受験者の緊張をほぐしてくれるような雰囲気だと聞いています。

日本語があまり得意ではない受験者が、難しい言葉が分からないときは、他の聞き方をしてくれたそうです。安心して受けられますね。

保護者への質問は1~2問

同志社国際の面接では先に受験者本人の面接があって、その後保護者面接になります。

保護者面接は1~2問だけということが多いです。では、去年の夏編入試験ではどんな質問をされたのでしょうか?

  • お子さまの長所と短所について教えてください
  • 海外生活ではどんなことに気を付けましたか?
  • 海外生活でお子さまが成長したと感じたことはどんなことですか?
  • お子さまが頑張ったと思うことは何ですか?

このような質問をされたようです。想定内の質問なので、答えやすかったのではないでしょうか。

保護者の方に感想を聞くと、質問に答えているお子さまの隣に座っている間がハラハラして、緊張したという方が多いです。

一度不合格でも再チャレンジ可能

2023年12月の中学入試では、A選考専願でも不合格者が出ています。

12月入試で不合格だった方から問い合わせをいただきましたが、話を聞くと「英語の資格が取れたことで安心して、あまり面接の対策をしていませんでした」と仰っていました。

同志社国際は、受験資格がある限り何回でもチャレンジしてください、というスタンスの学校です。

中学入試で不合格でも、夏編入試験では合格できるかもしれません。どうしても同志社国際で学びたいなら、是非再チャレンジしてみてください。

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