立命館宇治中学の編入試験で、日本人学校在籍の生徒がICコースを受ける場合、通常はB方式(算数・国語・面接)で受験することになります。編入試験には国際自己推薦の制度がありませんから、学校の評定を高校入試の推薦基準である9教科評定40を取れていても推薦で受験はできません。
A方式やIB方式では過去の成績(学校の評定)も評価されますが、B方式では学校の成績は参考程度なので、当日の一発勝負です。IPコースやIBコースと違って過去問題も公開されていません。なかなか対策が難しい入試です。
A方式なら学校の成績を評価してもらえる!
ところが海外在住で海外で就学している生徒対象の11月のオンライン編入学試験では、日本人学校の生徒もA方式(小論文・面接)で受験できます。
編入試験は受験者が少ないから入試方式を限定したのでしょうか?立命館宇治中学入試センターの先生に確認したところ、オンラインの中学編入は日本人学校の生徒もA方式で受験できて、しかも過去の成績3年分を評価してくれるそうです!(残念ながら、高校編入のオンラインA方式は現地校とインターナショナルスクールの生徒のみが対象です)
学校の成績を確保できていて、小論文が得意な中学生のお子さまにはお勧めです。
A方式ですから算数・数学の試験もありません。小論文と面接のみです。入試要項の出願資格にはさらっと日本人学校の生徒も載っているので、見落としている方も多いのではないでしょうか?確認してみてくださいね
出願期間は10月24日~11月7日
日本人学校在籍で、立命館宇治中学の編入を考えている方は、今から準備してもまだ十分間に合うはずです。小論文対策・面接対策はしっかりとしておきましょう。オンラインA方式の小論文は日本語選択の場合は400字~600字です。