面接時間はトータルで15分
同志社国際中学の面接は受験生・保護者トータルで15分程度です。受験者が先に質問されて、面接終わりに保護者への質問が1~2分程度というのが標準的なパターンのようです。お子さまが答えている横でハラハラしながら横にいるしなかく、保護者の方が緊張したという話もよく聞きます。
面接官は3人
面接官は3人で、外国人(ネイティブ)がいる場合と日本人だけの場合があります。日本人学校出身の生徒で英語で答えるのが大変そうな場合は、「日本語で答えていいですよ」と言ってくださるようですが、念のため英語でも答えられるように練習しておくことをお勧めします。
今年の受験生への質問
・隣に座っている人は誰ですか?
同志社国際ではよく聞かれる質問です。中学受験であっても「父」、「母」と答えられるようにしておきたいです。それに重ねてお父さんは(お母さんは)どんな人ですか?と聞かれることもあります。
・どのくらいの期間、どこに住んでいましたか?
・通っていた学校の特徴を教えてください。
・滞在国で頑張ったことは何ですか?
・滞在国で苦労したことは何ですか?
これも想定通りの質問です。毎年のように質問されるので、しっかりと準備しておきたいです。中学のA選考専願は高校の推薦入試のように自己アピールをできる出願書類がないので、滞在国で頑張ったことや苦労したこと、そこからどう成長できたのか、何を学んだのか、面接で伝えるしかありません。しっかりと語れるように準備をしておきたいです。
・英語と日本語はどちらが得意ですか?
・これから英語をどのように維持していくつもりですか?
・どうやって英語を勉強しましたか?
英語に関する質問も多いです。A選考専願の受験者なら語学資格対策をされたと思います。(たまに、特に対策しなくても基準をクリアするお子さまもいらっしゃいますが)どんな対策をしたのか、具体的に説明できるといいですね。海外に行ってすぐに英語で苦労した時期があればその経験を話してもいいです。
・10年後はどうなっていたいですか?
・入学後何に挑戦したいですか?
自分の将来の夢につなげて語れるといいです。そのために同志社国際中学でどんなことができるか研究しておきたいです。
・滞在国と日本のサッカーの違いは?
・滞在国と日本のサッカーはどちらが好きか?理由は?
・尊敬しているサッカー選手は?
今回の受験生はサッカーで頑張ってきたことを伝えたら、立て続けにこんな質問をされました。去年の入試ではラグビーの話をしたら、たまたまラグビー部の顧問が面接官で色々ラグビーの質問をされた生徒もいました。同志社国際らしく自由度の高い面接なんだと感じます。
だからこそ、あまり得意ではないこと、そこまで興味がないことに入学後取り組みたいと答えるのは危険です。慎重に答えを準備しておいてください。
保護者への質問は1問だけ 1~2分
・滞在国ではどのようなことに気をつけていましたか?
・子どもの教育で大切にしていることは何ですか?
保護者への質問は毎年こんな感じで、想定内の質問です。途中で学校を変わった場合、例えば日本人学校からインターナショナルスクールに移った経験があれば、その理由をきかれることも多いです。
今年の同志社国際中学の夏編入試験の様子をまとめてみました。今までと同じような傾向で、和やかな雰囲気の面接だったそうです。