関西学院千里国際中等部・高等部 2024入試情報

関西学院千里国際中等部・高等部の2023~2024年度入試情報

帰国生特別入試は専願

帰国生特別入試は専願です。「本校を第一志望とする児童生徒対象」ですから、帰国生特別入試を受験して合格した場合、必ず合格直後の学期に入学・編入することになります。

8月7日(月)
11月18日(土)
3月21日(木)

例年通り各学期の前に実施されます。

帰国生入試は併願可能

関西学院千里国際は帰国生入試で併願受験ができます! 

6月18日(日)
1月7日(土)
今年も年に2回実施されます。

入試日程も他の学校と重ならないことが多いので、本命校の前に面接練習を兼ねて受験することもできます。

学科試験のない帰国生入試で、併願受験できるのは、ありがたいですね!

海外生入試

出願時に海外の学校で学んでいる児童生徒が出願でき、帰国時期が未定でも出願可能です。そろそろ帰任になりそうかな?という場合は受験を検討してもいいですね。オンライン受験なので帰国の必要もありません。

11月18日(土)
11月19日(日)
出願者数により2日間の開催か、1日の開催になるようです。

関西学院千里国際中等部・高等部の帰国生入試受験資格は?

関西学院千里国際中等部・高等部の帰国生入試を受けるには、1ヵ年以上の海外就学期間が必要です。現在在籍中の児童生徒は、在籍見込み期間が1年以上の場合を含みます。

資格を満たしているか気になる場合は、学校に問い合わせることをお勧めします。

また、海外在留期間が1年~2年の場合は帰国から入試日までの期間が2年以内、海外在留期間が2年以上の場合は帰国から入試日までの期間が3年以内であることが必要です。

出願時に、『受験資格確認書』を提出し、これらの条件に適しているかを審査されます。

受験資格に不安がある場合は先に審査を受けてください。

出願時に必要な書類について 

関西学院千里国際中等部・高等部を受験する際に準備が必要な書類

・入学願書【書式A】

・受験資格確認書【書式B】

・生活や活動の報告【書式C-1】

・志望理由【書式C-2】

・入学志願者長所【書式D)

・過去2年間分の成績書類【書式Eを添付】

・Reference Form/評価書2通【書式F】

・海外在留証明書 / 海外在留申告書 / 個人留学申告書【書式G】 いずれか一通

・在学証明書

『受験資格確認書』には、これまで所属した学校を国内、国外を含めすべて記入する必要があります。成績表などは早めに準備をしておいてください。

出願書類でほぼ合否が決まる!?

千里国際の入試では入試の翌日に合格発表!ということもあります。成績や出願書類でほぼ合否が決まっていて面接と作文で最終確認されるというつもりで書類準備はしっかりとしておきましょう。

「生活や活動の報告」では海外での経験、どんなことを頑張ったか、何をアピールできるか、振り返ってみてください。中学受験をする小学6年生にとって、2年前の出来事は随分昔のことに感じるものです。是非家族で振り返ってみてください。

また、家族にとっては当たり前すぎて、気づいていないこともあるかしれません。親しくしていた人や、学校の先生などに聞いてみるのもお勧めです。

③「志望理由」は、なぜ他の学校ではなく千里国際で学びたいのか、説得力のある志望理由を考えてくださいね。 

千里国際のパンフレットやホームページで特色を見るのはもちろん、他校のホームページとも比較して千里国際ならではの特色、千里国際でしか取り組めないことを探して志望理由を固めましょう。

成績の確保も大切です!日本の成績で言うとオール4以上持っている受験者が多いです。日ごろの授業や学校のテストもしっかりと取り組んでおいてくださいね。

推薦書を書いてもらう先生にお願いすべきこと

『Reference Form/評価書』は現在在籍している学校、あるいは直前に在籍していた学校の教員2名に日本語か英語での作成を依頼する必要があります。

先生に依頼するときに、「生活や活動の報告及び志望理由」に書いたことを後押ししてくれるような内容を書いていただくようにお願いしてみてください。

また、現地校やインターナショナルスクールの先生に頼むときは、余裕を持って早めにお願いするといいです。

当日の試験内容

試験内容は、提出書類、作文(英語・日本語選択可)面接(生徒)、面接(保護者)です。生徒面接は日本語と英語での質疑応答です。英語の能力は評価の対象ではありません。

千里国際らしいフレンドリーな優しい雰囲気の面接です。

出願書類を見直して面接対策を

面接では、海外でどんなことを経験したのか、受験生の長所短所や志望理由など、一般的な質問が多いですが、『生活や活動の報告』で書いた内容についても質問されるので、どんな質問をされそうか考えておきましょう。

将来の夢について書いた場合は、その夢に向けてどんな努力をしているか?なども質問されています。

また、日本人学校からインターナショナルスクールに転校した場合、途中で現地校を変わった場合、保護者面接でその理由を聞かれることがあります。保護者の方も出願書類を見直して、どんな質問があるか予想して答えを準備しておくといいでしょう。

作文対策のために、自分の経験を振り返ろう

作文は、日本語か英語かどちらかを選べます。どちらの言語を選択しても、評価基準に差はありません。過去問題と評価基準が学校のHPに載っているので、是非チェックしてください。高校入試ではこんなテーマが出題されました。

“All things are difficult before they are easy.” – Thomas Fuller
Discuss this quote. Give specific examples to support your ideas.

「何事も最初は難しく、やがて簡単になる。」トーマス・フラー
この格言についてあなたの考えを論じなさい。

“Friendship is not something you learn in school, but if you haven’t learned the meaning of friendship, you really haven’t learned anything at all.” (Muhammad Ali)

「友情は学校で学ぶ事柄ではない。しかし友情の意味を学んでいなければ、何も学んでないのと同じだ」モハメッド・アリ

このことばについて、具体的な例を挙げてあなたの考えを論じなさい。

何を書くか、なかなか思いつかない人もいるかもしれませんね。出願書類を作成するときにしっかりと今までの振り返りをした生徒は、あのエピソードがいいぞ!と、すぐに書くことが決まったと言っていました。

作文のためにも、今までの自分の経験を振り返ってアピールできることをたくさん見つけておきましょう。

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