【立命館宇治中学ICコース】2025年度入試対策コース

4月から週1回のペースで、入試基礎対策、小論文対策、出願書類対策、面接対策と入試に向けて着実に進めていきます。

面接・小論文・志望理由書 基礎準備(3回) 

自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる

海外で暮らすお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。

そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2023年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、

「面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。

「先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。

という声が予想以上に多かったです。

面接質問リストの回答を作成する!

まずは質問リストの回答を作成していきます。海外での経験を振り返るとともに、日本と滞在国の違いや、将来の夢、志望理由などを考えます。

なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治中学のICコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校の研究も欠かせません。志望理由を考えることで、「立命館宇治で学びたい!」という思いが強まり、小論文対策に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。

小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。

出願書類対策

志望理由書は夏休みに作成すべし!

国際自己推薦入試に出願される方は、8月終わりから10月初旬に志望理由書を提出します。立命館宇治中学の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高い分、他の受験者と差をつけやすいです。

書類作成にお勧めの時期は夏休みです!入試基礎準備で作った面接対策シートでの振り返りや志望理由をもとに、しっかりと文章で表現できるように推敲を重ねます。

なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく立命館宇治のICコースで学びたいのか、説得力のある志望理由書を完成させます。

じっくり時間をかけて完成させたいので、9月に新学年(または新学期)が始まってから学校の課題と並行して仕上げるのは危険!です。去年の受講者も「勧められたとおり、夏休みに書類を完成させておいて良かった!」という声が多かったです。

クオリティの高い書類にするため、時間のある夏休みの間に、出願書類を仕上げるのが鉄則です。

小論文対策(日本語または英語)

S方式の小論文は日本語か英語か、どちらか得意な言語を選択できます。

試験は文章読解と小論文の2つのセクションに分かれています。前半は文章読解で、内容把握や語彙、記述問題があります。後半は文章の内容に関連したテーマで小論文(英語は300~500ワード、日本語は600~800字)を書きます。試験時間は80分です。

「読解力」「思考力」をチェックできる新聞・雑誌記事からの出題が多いです。

サンプル問題では、まずナイチンゲールに関する「毎日小学生新聞」の記事を読み、それに関する語彙や内容把握の質問が続きます。その後、小論文のテーマが与えられます。

フローレンス・ナイチンゲールは彼女が生まれてから 200年後も人々の記憶に残っています。なぜなら彼女が社会を大きく改善させたからです。あなたの知っている人でも有名な人でもかまわないので、社会をより良いものに変えて、長い間人々の記憶に残るような人について600字から800字にまとめて書いてください。 なぜその人が記憶に残るのか、例を挙げて説明してください

誰を選ぶのか、自分の中に引き出しがないと難しいです。様々なテーマの文章を読み、背景知識も理解して、それに対して自分はどう考えるか、自分の考えをまとめて、表現できるようにする必要があります。

しっかりした構成で論理的な文章を書けるように

結構長い文章を書くので、最初はなかなか時間内に書けないお子さまが多いです。初めのうちは、納得できる内容が書けるまで、時間は気にせずに取り組みます。

与えられたテーマに対する自分の考えを明確にし、しっかりした構成で論理的な文章を書けるように練習を重ねていきます。

試験時間を意識して時間内に書けるように

小論文に書き慣れてきたら時間配分も意識します。試験時間内に、自分自身の考えをまとめて見直しまでできるように練習し、自信をもって入試本番に臨めるように対策を進めます。

英語を選択した場合は、文法的に正しい英語が書けるように

文法を意識せず、自然に英語を話したり書いたりしてきたお子さまは、英語で意思疎通ができても正しい英語が使えていないことが多いです。小論文対策の授業では、文章構成や英語表現の添削と同時に文法の間違いを指摘しながら、文法の仕組みも解説します。

理屈が分かると、見違えるように正しい英語が使えるようになり、自分の英語に自信を持てるようになります。現地校の先生に驚かれた!との感想もよく聞きます。

実践的な面接対策(3回)

10~11月に実践的な面接対策を実施します。

受講開始時に作成した面接対策シートのリストを見直して、実践的な面接練習を繰り返します。

姿勢や視線にも気を付けて面接練習を重ね、模擬面接では面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。3回の対策授業で完成させます。「父」「母」「御校」など正式な場所で話す日本語を身につけられたのが良かった、という保護者の方が多いです。

受講料

入会金 20,000円
下記コース料金を4月~11月の8分割で納入いただく場合の各月のご請求額は、
S方式 45,500円 
A方式 40,300円
となります。

日本国内で受講される方は消費税がかかります。

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