【立命館宇治高校IB方式】2025年度入試対策コース

2025年度入試も例年通りなら、11月末の土曜日に立命館宇治高校の国際入試があります。

毎年IBディプロマ取得率が非常に高く、注目されていますから、しっかりと準備をして入試に臨みたいですね。

IB方式の選考は

  • 数学(英語)45分
  • 小論文(英語)70分
  • 面接(保護者1名同伴)

となっています。

面接・エッセイ基礎準備(3回) 

自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる

海外で暮らすお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。

ところが、面接対策授業の様子を見ると自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。

そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2023年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、

「面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。

「先生がいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。

という声が多かったです!

面接質問リストの回答を作成する!

まずは質問リストの回答を作成していきます。過去の振り返りとともに、日本と滞在国の違いや、志望理由などを考えます。

なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治高校のBコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校とIBコースの研究も欠かせません。

志望理由を考えることで、「立命館宇治のIBコースで学びたい!」という思いが強まり、英語小論文に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。

小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、英語小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。

志望理由書は夏休みに作成すべし!

IBコース受験者は10月末から11月初旬に志望理由書を提出します。

出願書類作成にお勧めの時期は夏休みです!立命館宇治高校の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高いので他の受験者と差をつけやすいです。

新学年(または新学期)が始まってから学校の課題と並行して仕上げるのは危険!です。去年の受講者も「勧められたとおり、夏休みに書類を完成させておいて良かった!」という声が多かったです。

海外経験を通じてどう成長できたのか、それを立命館宇治でどう活かせるか、志望理由を研ぎ澄ますことが面接対策にもつながります。将来の進路や夢についても真剣に考えなければなりません。

クオリティの高い書類にするため、時間のある夏休みの間に出願書類を仕上げるのが鉄則です。


出願書類対策について、詳しくはこちらをご覧ください。

英語小論文対策

立命館宇治高校IB方式の受験は、小論文(英語)の試験は70分間です。A4の用紙1枚程度の文章を読み、内容把握ができているかを問う3つの質問に答える形で550~800ワードの小論文を書きます。

読解力と思考力、表現力が問われます!類題を使いながら毎週1本ずつ小論文を練習していきます。

論理的な文章を書けるように

IB方式の入試ではオリジナリティがあり、論理的な文章が高く評価されます。英語小論文というと「英語力」を問われているようですが、「論理的な思考力」を問われています。その上で自分の考えを英語で表現できるかを確認されているのです。

立命館宇治高校では文法的にも正しい英語が求められます。普段、英語を話したり書いたりして、意思疎通はできていても実は正しい英語を使えていないことは、よくあります。

文法の間違いを指摘し、文法の仕組みを解説すると、見違えるほど書き言葉の英語正しく小論文を書けるようになります。小論文に書き慣れてきたら時間配分にも気を付けて、時間内に見直しまでできるように仕上げていきます。

実践的な面接対策(3回)

10~11月に実践的な面接対策を実施します。

IBコースは英語での面接です。受講開始時に作成した面接対策シートのリストを見直して、実践的な面接練習を繰り返します。

姿勢や視線にも気を付けて面接練習を重ね、模擬面接では面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。3回の対策授業で完成させます。

面接について、詳しくはこちらをご覧ください。

英語資格対策(オプション)

推薦入試の語学資格の基準は毎年見直されるので、HPで公開されていませんが英検準1級など、推薦入試の英語資格はハードルが高めです。

滞在国によって受けられる試験の種類が様々なので、受験可能な試験に合わせて週1回のペースで対策を進めます。

英検準1級を狙う場合

英検準1級は大学生以上が受ける想定の試験です。中学3年生が受験する場合、一番の壁は「単語」です。

単語や熟語を一人でコツコツ覚えるのは大変なので、毎週の授業で宿題に出して、翌週の授業で覚えたかどうかチェックします。また、リーディング対策をして、新たな単語に触れることで単語量を増やしていきます。

語彙力が上がるとともに、リーディングのスコアは上がっていきます!

ライティング対策で文法も理解する

海外の生活やインターナショナルスクールで英語に触れ、自然に英語を身に着けたお子さまは、文法を意識せずに英語を読み、話します。

提出してくれたライティングの文法エラーを指摘して、文法の仕組みを解説すると、「なるほど!そうだったのか」と納得でき、文法の仕組みが分かると、見違えるほど正しい英語が書けるようになります。

与えられたテーマに沿って論理的な文章を書く練習をくりかえすので、ライティング対策は入試エッセイの土台作りにもなります。

数学対策(オプション)

IB方式の試験は数学も英語で出題されます。B方式の試験に比べると数学そのものの難易度はそれほど高くありませんが、数学が不安な方や英語での出題に慣れていない方のために数学対策を実施しています。5回の授業で完成させます。数学が苦手な方はオプションで追加受講可能です。

受講料

入会金 20,000円
下記コース料金を4月~11月の8分割で納入いただく場合は、各月のご請求額は」45,500円となります。

日本国内にお住まいの方は消費税がかかりますのでご了承ください。

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