同志社国際学院初等部の2022年2月に小2と小5の編入試験を実施しました。実施しない学年もあるので、帰国が決まって編入を希望していても、必ず受けられるわけではありません。
試験内容も非公開ですし、入試内容もよく変わるので対策が難しいのですが、国際色豊かな環境で学び英語力を維持したいと、編入試験を希望される方が多い学校です。今年の小5編入試験は若干名の募集に対して受験者は6人だったたそうです。
合格おめでとう!
さて、今回合格した生徒は4年生の5月から「日本語」の試験対策として、国語を学んできました。毎週土曜日に読解演習と作文対策をしながら読解力を上げていき、受講当初に比べると、はるかに難しい文章も読めるようになりました。入試前は慣れない日本語での面接対策もたくさんして、合格を勝ち取りました!!おめでとうございます。
同志社国際学院初等学部の問題は非公開です。今年の試験の様子を教えてもらったので、まとめておきます。
考査内容
- 「保護者面接」
- 「志願者面接」※親子面接は実施いたしません。
- 「日本語」
- 「英語」
※上記筆記試験には「算数/Math」の内容が含まれます。
募集要項にはこのように記載されています。
保護者面接が一番先に書かれています!
幼児が受験する小学校のお受験では、保護者の準備が大切なのは分かりますよね。小5の編入試験でも同じです。学校の理念や特徴など、ホームページの内容は熟読してくださいね。
2022年度入試 日本語の問題
国語は説明文の文章題が2題
算数は計算と文章題(図形含む)が出題されたようです。
2022年度入試 英語の問題
英語では物語文1題、説明文1題、作文1題の3つに分かれていたそうです。
作文のテーマは”What do you want to do in the future?”
Mathは文章題、グラフ、図形の問題、数字を英語で書く、またその逆も出題されたそうです。
※問題は非公開です。あくまでも受験者に教えてもらった情報です。
面接の質問は?
受験生への質問は英語と日本語と半々くらいだったそうです。
- 名前を言ってください。
- 今日はどうやってここに来ましたか?
- 好きな教科は何ですか?
- 志望理由を教えてください。
- 通っていた学校について教えてください。
- 趣味は何ですか?
- 日本と滞在国の違いは何ですか?
- 学校に入ったら何をしたいですか?
- 今まで頑張ってきたことは何ですか?
- 入学後に不安はないですか?
ほとんど練習した想定内の質問でした。出願書類に書いた内容に関連する質問もされるようです。
保護者への質問
- 志望理由を教えてください。
- 教育方針はどのようなものですか?
- お子さまの長所と短所は何ですか?
- 同志社について知っていることを教えてください。
- なぜ小学5年生で帰国をするのですか?
- 入学後の通学方法を教えてください。
- お子さまが今一番興味を持っていることは何ですか?
- 滞在国のコロナの状況はどうですか?
- お子さまにどのように育ってほしいですか?
このような質問をされたそうです。面接時間は受験者が5~10分、保護者が15分とのことでした。やはり保護者面接も大切です!!保護者の方もしっかりと準備をして臨んでくださいね。