いずれ日本に帰ってくるなら、日本の学校や塾で学んでいる子どもたちと同じように、国語を学び続けましょう。
現地校やインターナショナルスクールで英語力や思考力を上げながら国語力も伸ばしていけば、帰国後の進路を決める際の選択肢が大きく広がります!
本帰国者アンケート 海外滞在時やっておけばよかったのは国語の学習
すでに日本に帰国されたご家庭にアンケートを取ったところ、「海外滞在時にやっておくべきだったこと」の答えで多かったのは
・国語力をつけておくべきだった。
・漢字の学習をすべきだった。
・日本語での読書習慣をつけておけばよかった。
など皆さん、思っていた以上に国語について帰国してから苦労したようです。
国語力コースでは最初のオンラインカウンセリングで、いつまで日本で学んでいたのか?補習校で学んでいるか?通信教育は?得意な科目は?帰国の時期は?科目受験の可能性は?などなど、一人ひとりの学習状況を聞き取り、個別のカリキュラムを組みます。
小学1~3年生コース
文章読解と音読を通じて日本の文化にも触れる
母国語として日本語が確立するのは10歳~12歳といわれています。日本国内で学んでいる子どもたちと同じように国語力を身に着けるためには意識的な取り組みが必要です。
週1回の国語の授業では問題文の音読をしたり、読解問題を解いたりしながら、日本の文化や風習など知らないことは一緒に共有していきます。
日本語でのアウトプットは必須
また日本語を書く機会が少ないお子さまには毎週、日記の宿題を出します。最初のうちは数行しか書けないお子さまもいますし、漢字を使いたがらないお子さまも多いです。でも、何度も書くうちに、次第に自分の考えや感想を書けるようになります。日本語でアウトプットする習慣を低学年のうちにつけることは重要です。
文法の学習やことばの意味なども日本国内の子どもと同様に
学年が進むにつれ、文法の知識や類義語対義語など、日本の学習塾で使うテキストを使いながら国内の子どもたちと同じペースで、しっかりと国語力を形成していきます。
小学4~6年生コース
説明文・物語文・随筆など様々な文章を読む
小学校高学年になると国語力は学習環境や海外滞在年数などにより大きく違いますので、一人ひとりのレベルや目標に合わせたテキストで学習を進めます。
色々なジャンルの文章を読みながら、問題演習を繰り返して読解力を伸ばしていきます。
文章の書き写し・要約をし、論理的な思考力を養う
国語力を向上させるのに要約は効果的です!文章を書き写したり、要約したりすることで文章を読むスピードが上がり、色々な文章に触れることで知識も広がります。
また、単に国語を指導するだけではなく、自分はどう考えるか?どんな解決策があるか?など論理的な思考力も養っていきます。
文法や熟語、慣用表現などを日本国内の子どもと同様に学ぶ
日本語補習校に通っていて、日本語で普通に会話ができ、文章を読むこともできるのに、日本の子供たちに比べると文法知識や慣用句などが学年相応ではないお子さまが多いです。
日本の塾で学ぶ子供たちと同様に、知識を身に着けられるように指導します。
中学生コース
現代文だけでなく古典もしっかりと
日本語補習校に通っていても、古文はさらっと内容を確認する程度で終わることが多いようです。実は日本の公立中学校でも古文を扱う時間は限られていているのに、受験では古文が出題されます。
歴史的仮名遣いや係り結び、漢文の返り点のような知識もしっかり身に着けられるよう指導します。また、日本国内の中学生なら皆が暗唱する徒然草や平家物語の冒頭文暗唱もします。
もちろん現代文では様々な文章に触れて問題演習を重ねます。
日本の中学生同様に四字熟語や敬語などの知識を身に着ける
海外で暮らしていると四字熟語や慣用句、敬語などを覚える機会がありません。日本国内の中学生たちも自然に身に着けているわけではなく、定期テストや模試の対策として学んで覚えていくのです。
帰国した今までの受講生にアンケートを取ると「四字熟語など、国語の知識をつけておくべきだった!」という声が多いです。是非、学年相応の知識を身に着けていきましょう。
高校生コース
高校生で国語力コースを受講される方は、様々な目的があります。
帰国生大学入試のための小論文の土台作りをしたい
海外の大学に進むつもりだが、日本語でも仕事ができるように国語力を上げていきたい
など、それぞれの目的に合わせてカリキュラムを組みます。
受講料
入会金 20,000円
日本にお住いの方は消費税がかかります。ご了承ください。