日本語小論文を試験科目とする中学校・高校・大学を志望する方々のためのコースです。
「文章読解+小論文演習」を通して、合格できる小論文を書くための練習をします。
受験を考えている学校の入試科目に「小論文(作文)」がある場合は、遅くとも3~4ヶ月前からの受講をお勧め します。
日本語小論文を受験科目としている中学校・高校(一部)
○立命館宇治中学校・高校
○関西学院千里国際中等部・高等部
○大阪教育大学附属池田高校
<受験までの大まかな流れ>
事前課題
体験授業の申込をいただいた時点で1つ課題を出します。
課題は志望校(またはそれに近い形式の学校)の過去問であることが多いです。
現状を把握するのが目的ですので、可能であれば、提出時に「仕上げるまでにどんなことに苦労したか」「どれくらい時間がかかったか」についてもお知らせいただけるとありがたいです。
体験授業
提出いただいた課題をもとに講評をしながら進めます。
「作文と小論文の違い」についてもここでしっかりとおさえます。
授業方針決定
授業時の様子を踏まえ、合格できる小論文を書くために「何をどう進めるのか」カリキュラムを組みます。
授業開始~入試直前まで
個人カリキュラムに沿って授業を進めます。
読解力強化のために文章を読んでまとめる練習をしたり、課題のテーマのディスカッションを通して内容理解を深めたり、小論文に説得力を持たせる材料として、自身の考えや海外生活体験談等もお聞きしたりすることもあります。
また、授業終わりには毎回必ず「文を書く」宿題を出し、書く練習を重ねます。
ディスカッションで自身の経験を思い出すことは出願書類を書く際・面接対策としても役立ちます!
立命館宇治高校A選考を受験したTくんの例
受験3カ月前から立命館宇治高校の受験のため受講を始めたTくん。
社会問題への関心も理解度も高く、文章を書くのも得意な彼の課題は、自分の意見をまとめてそれを伝えることでした。
賛成も反対もどちらも正解!ディスカッションで意見をまとめる
「間違ったことを言ってはいけない」と慎重なTくんは、なかなか自分の考えをまとめられずにいました。
その状態で小論文を書くのは難しいので、まずは彼の意見の聞き取りをメインに授業を進めます。
初めは言いよどむ場面も多かったTくんも、慣れてきたのか意見を出してくれるようになりました。
意見出しに慣れたら内容をより深める
ディスカッションを通して意見を出すことに抵抗がなくなったTくんの次の課題は「相手を納得させる文章を書く」ことでした。
文章を書くこと自体は得意な彼ですが、説得させるという面ではまだ伸びしろがありました。
体験談を入れることで内容に深みを持たせる練習をしました。
制限時間内におさめる
構成も内容も安定してきたTくんの最終課題は「制限時間内に書ききる」こと。
試験1カ月くらい前からの授業は制限時間を設けての練習でした。時間を意識することで書くスピードも上がり、最終授業では見直しができるくらいになりました。
受講料
入会金20,000円
日本国内にお住まいの方は消費税がかかりますので、ご了承ください。