【同志社国際中学高校】2021年度入試面接では何を聞かれた?

同志社国際中学高校の面接対策

同志社国際中学高校の帰国生入試では、中学入試のA選考〈併願〉〈専願〉、高校入試の特別選考入試、A選考入試で保護者同伴の面接があります。過去の受験生の報告や同志社国際中学高校の先生に聞いた話をもとに、どのように対策すべきかお知らせします。

面接対策の際は、必ず海外での経験(日本のインターナショナルスクールの方は、今までの経験)の振り返りをしてください。子どもにとって2年前の出来事は「大昔」のことのように感じるものです。是非家族で一緒に思い出してください。

また、家族では当たり前のこと過ぎて、気付かないアピールポイントがあるかもしれません。 親しくしていた方や学校の先生、お友達にお子さまの長所、アピールできそうなことを質問することもお勧めします。

実際の面接の様子は?

2021年度入試ではどんなことを聞かれたか、受験生と保護者の方に教えてもらいましたので、参考にしてください。

和やかな雰囲気の面接

面接官は3人で面接時間は15~20分程度です。例年通りですね。

面接官は日本人だけの場合、ネイティブがいる場合があります。日本語面接がメインですが、ネイティブとの面接があるかもしれません。念のため日本語と英語の受け答え、両方の練習をしておくと安心です。

中学入試での質問は?

  • 滞在国にはいつから住んでいますか?
  • 志望理由を教えてください。
  • 同志社国際中学の特徴は何ですか?
  • 好きな科目と苦手な科目を教えてください。
  • 滞在国に日本人を連れて行くならどこを紹介しますか?
  • 住んでいた国はどんなところですか?
  • 英語をどのように維持しますか?
  • 滞在国で印象に残っていることは何ですか?
  • お母さんはあなたにとってどんな存在ですか?
  • 滞在国の学校で楽しかったイベントはありますか?
  • 自己アピールをしてください。
  • 日本へ引っ越しするときの気持ちはどうでしたか?
  • 中学校に入ったら何をしたいですか?
  • 最近読んだ日本語の本はありますか?

今年は、こんな質問をされたようです。お母さんは(お父さんは)あなたにとってどんな存在ですか?というのは以前の面接でも聞かれていました。家族の紹介をしてください。あなたの名前の由来を教えてください。など、家族に関する質問が出るのは同志社国際の特徴です。
人生で最初の入試面接で、かなり緊張していた生徒には「深呼吸をしましょうか」と面接官が声をかけてくれたそうです!先生方の気配りが嬉しかったと、と受験生のお母様が仰っていました。

高校入試での質問は?

  • 滞在国と日本の学校の違いは何ですか?
  • 同志社国際は校則がほとんどありませんが、大丈夫ですか?
  • 海外に引っ越してから、授業が分かるようにどんな努力をしましたか?
  • 海外でどのようにして日本語を維持しましたか?
  • 休日はどのように過ごしていますか?
  • 日本人に知って欲しい滞在国の魅力は何ですか?
  • 日本に帰る際に不安はないですか?
  • 同志社国際高校に入学したら何をしたいですか?
  • 自分の強みを教えてください。
  • 住んできた国の中で、また住みたい国はどこですか?
  • 尊敬する友達はいますか?
  • コロナで外出できないときはどのように過ごしていましたか?

今年の高校入試では、こんな質問をされたそうです。想定内の質問がほとんどですから、緊張はしたもののしっかりと答えられたという受験者が多かったです。
推薦入試の受験者は出願書類についての質問もされます。出願書類に書いたことから聞かれそうな質問も想定して練習しておくといいですね。

保護者への質問は?

  • 現地で気を付けていたことは何ですか?
  • 滞在国でお子さまに何を学んでほしいと思いましたか?
  • 滞在国ではどのように学校を選びましたか?
  • どのようは手段で通学されますか?

保護者様への質問は2問程度でしたという方が多かったです。日本人学校からインターナショナルスクールや現地校へなど、学校を変更した場合はその理由を聞かれることがありますので、準備をしておいてくださいね。

志望理由・入学後に取り組みたいことをしっかりと準備しよう

高校の推薦入試受験者は志望理由を書けますが、それ以外の受験者は出願書類で志望理由をアピールできません。出願書類を確認していただくと分かりますが、2~3行書けるかどうか??という小さな欄に志望理由を書くからです。

あの小さなスペースで他の受験者との差別化は難しいです。

「なぜ同志社国際で学びたいのか」

「入学後はどんなことに取り組みたいのか」

説得力のある答えができるよう、しっかりと準備しておきましょう。

受験がまだ先の方は、海外経験を今のうちに作っておこう

海外生活で印象に残っていることは?
現地校で頑張ったことは?
など、海外経験は必ず聞かれます。

まだ帰国が決まっていない方や受験まで時間がある方は、今のうちに色々なことを経験しておきましょう。

  • 学校行事に積極的に取り組む。
  • 現地ならではのスポーツをして試合に出る。
  • ボランティア活動に参加する。

などなど、チャレンジできることはたくさんあるはずです!!

こんな生徒がうちの学校に入学して、海外経験を生かして他の生徒を引っ張っていって欲しい!と面接官に思わせられるといいですね。​