愛知県の帰国生入試

愛知県に帰国予定の方へ

ここのところ、愛知県に帰国予定(時期は未定)の方からの問い合わせがチラホラあります。

みなさんインターナショナルスクールや現地校に通われていて、補習校は遠くて通っていないそうです。小学校の途中までは通ったけれど、途中でやめて通信教育を続けてきたとのこと。

居住地によっては補習校の授業レベルに不安を感じている方も多いようです。今回は愛知県の帰国生高校入試について、以前書いた記事をまとめ直してみました。

愛知県の帰国生受け入れ校

愛知県の私立国立中学・高校

愛知県の帰国生受け入れ校といえば、南山国際中学高校一択のような感じでしたが、中学は2019年度末、高校は2022年度末で閉校となりました。

愛知県で、帰国生の受け入れの多い学校を確認しておきましょう。

愛知県の私立国立中学校で帰国生が多い学校

  • 愛知教育大学附属名古屋中学校(国立)
  • 金城学院中学校
  • 名古屋中学校
  • 名古屋国際中学校

愛知県の私立国立高校で帰国生が多い学校

  • 愛知淑徳高校
  • 名古屋国際高校
  • 滝高校

滝高校(偏差値72)の帰国生入試は募集定員(110人)の2割程度(推薦入試合格者を含む)となっています。毎年国公立大学や難関私大に多くの合格者を出している滝高校。一般入試は当然5教科受験ですが帰国生入試は国数英の3教科です。​

決して簡単な受験ではありませんが、帰国生入試は1月末です。

たとえ不合格だったとしても、他の高校も受験できるのでチャンスが広がります!

名古屋国際高校(偏差値49)は名古屋で唯一の国際バカロレア認定の一条校です。外国人教師も多く、海外の大学への進学も考えている場合は選択肢の1つですね。

愛知淑徳は高校入試はありませんが、帰国生の編入試験は欠員がある場合のみ実施されます。

愛知県の公立高校帰国生入試

愛知県は公立志向が高いので中学途中で帰国する方は、一度公立中学校に入って帰国子女枠で公立高校受験をする方が多いです。

今回もそんな方たちから、愛知県の帰国生入試に向けて対策を始めたいとご相談をいただきました。

愛知県公立高校の帰国生徒選抜実施高校

  • 愛知県立中村高等学校普通科
  • 愛知県立豊田西高等学校普通科
  • 愛知県立豊橋東高等学校普通科
  • 名古屋市立名東高等学校国際英語科
  • 愛知県立千種高等学校国際教養科
  • 愛知県立刈谷北高等学校国際教養科

定員は普通科は募集定員の10%まで、専門学校は募集定員の30%までです。

令和4年入試の入試要項を見ると、

出願資格

  1. 原則として継続して2年以上海外に保護者とともに在住していた者であること。
  2. 令和2年3月1日以後に海外から帰国したものであること。

とあります。

つまり、 2年以上の海外在住期間があり、中学1年生の3月以降に帰国していたら出願資格があるというわけですね。

入試科目と日程

愛知県立高校の海外帰国生徒選抜は、以前は帰国生は別の日程(2月半ば)でしたが、平成29年度入試からは、一般選抜と同じ日程で同じ問題を受験することになりました。

※志願者は、志願先の高等学校・学科を第1志望として、一般選抜にも出願し、一般選抜の学力検査(5教科)を受検する。
ただし、合格者の決定には、国語、数学、外国語(英語)の3教科を用い、海外帰国生徒選抜において合格とならなかった者は、一般選抜の対象とする。

※海外帰国生徒の事情に配慮しつつ、総合的に判断し、合格者を決定する

とのことです。結局5教科の対策をしなければいけません。一般入試と同じ問題を解くのですから、帰国時期の遅い受験者にとっては、なかなか厳しい試験ですね。海外在住時からしっかりと準備をしておきたいです。

愛知県では偏差値60を超え、大学進学実績も高い公立高校を帰国生入試で受けることができます。海外帰国生徒選抜で合格できるといいですね。

日本の学習は、何を優先すべき?

よく中学生の保護者様からこんな相談を受けます。​

「学年が上がってきたら、課題が多くて大変になってきて、日本の学習が遅れつつあります。

何とか国語と数学だけでも…と思っていますが、なかなか時間が取れないようなんです。

ましてや、理科・社会には手がつかないです」

海外帰国生選抜で合格できなかった受験者は一般選抜の対象とし、一般選抜で再度選考されるので結局5科目の勉強が必要だ、と思って不安になるのですよね。よく分かります。

国語と数学を優先しよう

帰国生の方は英検準1級や2級を取得していることが多いですよね。愛知県の公立高校入試の英語は、帰国生にとっては解きやすいです。語彙は当然中学3年生レベルですし、長文や会話文も帰国生にとっては易しいはずです。

文法が気になるかもしれませんが、以前に比べて高校入試で文法が出題される割合は減っています。

まず、帰国生選抜で必要な数学と国語を優先的に勉強しましょう!

以前の記事ですが本帰国された方のアンケートでは「国語をやっておくべきだった」という声が多かったです。

理科と社会は、あと回しでも大丈夫

日本国内の中学生も、定期テストが終わるたびにその単元は忘れていきます。例えば中学1年生で学ぶ植物の単元は、その後2度と定期テストに出ることはありません。

多くの生徒が、中3の夏休みに覚え直して受験に臨むので今は心配なさらなくても大丈夫です。教科書を読んでおくくらいでいいですよ。普段その時間が作れなければ、長期休みに読むようにしてくださいね。

今回は問い合わせが続いた愛知県の方に向けて書きました。