父として、できる限りの応援をしたい
Aさんのお父様からお問い合わせをいただいたのは10月末でした。
「娘が急に関西学院千里国際中学を受験をしたいと言い出したんです。本人が頑張りたいと言うのであれば、できる限りの応援はしたいと思っています」とのお話でした。
学校見学に行って、学校の雰囲気を見て「ここで勉強したい!」と思ったそうです。
関西学院千里国際の帰国生入試の出願は11月26日~12月1日なので、大急ぎで出願書類作成に入りました。では、見事合格したAさんにお話を聞いていきます。
どうやってアピールポイントを絞り込みましたか?
最初のオンラインレッスンで、C-1の「生活や活動の報告」の下書きを提出しました。言いたいことがたくさんあって、今までにやってきたスポーツや現地校のこと、日本に帰ってきてからのことや将来の夢などを並べて書きました。それを見た先生が、
「色々な貴重な経験をしていて材料はたくさんあるから、面接や出願書類でどんなことをアピールできそうか、一緒に考えていきましょう」
と言ってくれて安心しました。先生と相談して、アメリカでも日本に帰ってからも続けているスポーツを中心にまとめることになりました。
出願書類提出までの期間が短くて大変でしたか?
はい。習い事も忙しかったのですが、何とか時間を作ってC-1とC-2の2枚を書きました。
1週間ほどで2枚分の書類を書いたので、大変でしたが先生が褒めてくれたので嬉しかったです。
「自分の思いが伝わるような表現を使いましょう」
と言ってくれて、色々な言葉や言いかえを教えてもらいました。
活動については、もっと具体的に書きましょうとアドバイスしてくれて、先生が言ってくれたように書き直すと、読みやすくてアピールしたいことをきちんとアピールできた文になったと思いました。
面接の対策はどうしましたか?
送ってもらった面接対策質問リストの答えを家族と考えて、下書きをして準備してから、オンラインで面接対策をしてもらいました。最初は視線がウロウロするのを何度も注意されました。
練習していない質問をされても大丈夫なように、毎回質問リストにない質問もされました。すぐに答えが思いつかずに黙ってしまったときに、まず「はい」と言って、その間に考えましょうと教えてくれました。
面接練習は繰り返すごとに、どんどん良くなったと自分でも感じられて、自信につながりました。
日本語小作文はどうでしたか?
オンラインレッスンで、その場でテーマをもらって時間を計って、作文を書く練習をしました。その後のプレゼンも毎回練習しました。
同じ内容を繰り返し書かないように注意されていたので、本番では気を付けて書きました。
小作文のテーマは何でしたか?
あなたが満足感を得られるときは、どのような時ですか?というテーマで15分で書きました。その後3分でプレゼンしました。
何度も練習していたので、時間内に作文を見直すことができました。緊張したけれど、プレゼンも落ち着いてできたと思います。
面接ではどんなことを聞かれましたか?
現地校についての質問が多かったです。
- 現地の生徒とどんな交流がありましたか?
- 現地の学校について説明してください。
- 現地の友達に日本の文化を教えてあげたことはありますか?
- 将来の夢を考えたきっかけはありますか?
など、しっかり準備をしていたので、自信をもって答えられました!
志望理由や自己アピールはしっかり練習したのに、全く聞かれなくて驚きました。
志望理由書も先生と一緒に準備しておいて良かったと、父も喜んでいます。今までありがとうございました。