立命館宇治中学の夏編入試験は6月28日(土)の実施されます。ICコースの編入試験はA方式で小論文と面接、提出書類の総合評価で選考が行われます。2月・3月に受講を開始する場合は、以下のようなスケジュールで小論文と出願書類、面接対策をトータルでサポートします。
急な帰国が決まった方対象の4月スタートのコース設定もありますが、短期間のハードな対策となりますので、2月・3月生コースの受講をお勧めします。
面接・エッセイ基礎準備(3回)
自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる
海外で暮らすお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。
そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。
2024年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。という声が予想以上に多かったです。
面接質問リストの回答を作成する!
まずは質問リストの回答を作成していきます。海外での経験を振り返るとともに、日本と滞在国の違いや、将来の夢、志望理由などを考えます。
なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治中学のICコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校の研究も欠かせません。志望理由を考えることで、「立命館宇治で学びたい!」という思いが強まり、小論文対策に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。
小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。
A方式 小論文対策(日本語または英語)
ICコース編入試験の小論文は日本語か英語か、どちらか得意な言語を選択できます。内容はどちらでも同じで、言語による有利不利はありません。
しっかりした構成で論理的な文章を書けるように
試験は文章読解と小論文の2つのセクションに分かれています。前半は文章読解で、内容把握や記述問題があります。後半は文章の内容に関連したテーマで小論文(英語は250~400ワード、日本語は500~800字)を書きます。
最初はなかなか時間内に書けないお子さまが多いですが、初めのうちは時間を気にせず納得できる内容が書けるようにします。
様々なテーマの文章を読み、背景知識も理解して、それに対して自分はどう考えるか、自分の考えをまとめて、しっかりした構成で論理的な文章を書けるように練習を重ねていきます。
試験時間を意識して時間内に書けるように
小論文に書き慣れてきたら時間配分も意識します。試験時間内に、自分自身の考えをまとめて見直しまでできるように練習し、自信をもって入試本番に臨めるように対策を進めます。
英語を選択した場合は、文法的に正しい英語が書けるように
文法を意識せず、自然に英語を話したり書いたりしてきたお子さまは、英語で意思疎通ができても正しい英語が使えていないことが多いです。小論文対策の授業では、文章構成や英語表現の添削と同時に文法の間違いを指摘しながら、文法の仕組みも解説します。
理屈が分かると、見違えるように正しい英語が使えるようになり、自分の英語に自信を持てるようになります。現地校の先生に驚かれた!との感想もよく聞きます。
実践的な面接対策(3回)
5~6月は実践的な面接対策を実施します。
模擬面接では今までに面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。姿勢や視線、普段は使わない言葉遣いも意識しながら面接練習から模擬面接まで3回で完成させます。回答作成から模擬面接まで、6回の授業でサポートします。
受講料
入会金 20,000円
下記コース料金を2月~6月の5分割で納入いただく場合、各月のご請求額は49,920円
3月~6月の4分割で納入いただく場合、各月のご請求額は62,400円となります。