同志社国際学院初等部の秋学期編入試験は、入試要項が発表されるまで何年生の募集があるのか分かりません。毎日HPをチェックしていたら、先日入試要項が発表され、今年は2年・3年・5年生で若干名の募集です。
試験は6月24日に実施され秋学期(8月28日)からの編入学になります。
同志社国際中学高校の編入試験と同じ日程なので、兄弟姉妹で小学校と中学校の編入試験を受験するなら、保護者はそれぞれ一人ずつ分かれて面接に臨むことになります。
昨年度の編入試験の際に、あるご家庭から「父と母、どのように分かれて面接に挑むべきですか?」と相談を受けました。お母さまは面接が苦手で不安とのこと。
「お父さまが小学校の編入試験に、お母さまが中学校の編入試験に付き添ってください。」とお伝えしました。
中学校の入試では受験者本人が主役なので、面接時間15分ほどの保護者同伴面接のうち、本人への質問が12~3分、残り数分が保護者への質問です。1~2問程度の一般的な質問のみです。ところが、小学校入試では保護者面接も重要です。
■考査内容
「保護者面接」
「志願者面接」※親子面接は実施いたしません。
「日本語」
「英語」
※上記筆記試験には「算数/Math」の内容が含まれます。
募集要項の考査内容にも保護者面接が最初に書かれてます。
同志社国際学院初等部の理念や教育方針はもちろん、「同志社」についても研究しておいてくださいね。
出願志望書の準備も大切
出願期間は5月8日~22日です。
同志社国際学院初等部の編入試験では、出願時に出願志望書を提出します。
保護者が作成する書類でA4の用紙2枚分です。小学校入試では保護者の教育方針もしっかりとみられます。
WEB出願の際、コンパスシステムを利用して入力するため、文字数も細かく指定されています。
1.DIA初等部への志望理由
なぜ、DIA初等部を志望されましたか。DIA初等部のどのようなところに関心を持ち、入学後はどのように志願者に学校生活を過ごしてほしいとお考えですか。
この質問には240~300文字で答えます。
DIAの面接ではDIAだけでなく同志社全体の理念について聞かれることもあります。
同志社本体のホームページで建学の理念なども読んで研究されることをお勧めします。
2.志願者の生活の様子や興味
これまでの志願者の生活の様子や興味があること、得意なことをお書きください。DIA初等部を受験されるまでに在籍していた幼稚園やプリスクール、別の学校等や、家庭での日常生活がわかるように具体的にお書きください。
120~150字の文字数なので、具体的に、かつ簡潔にまとめてアピールしたいです。
学校での様子、家庭での様子をそれぞれ盛り込めるといいですね。
3.志願者のこれまでの言語育成背景について
DIA初等部では、志願者の日本語の力を重視した上で小学校6年間の授業の55%が英語で行われます。志願者のこれまでの言語育成背景の様子をお書きください。
①日本語の言語育成はどうだったか。
②英語の言語育成がある場合、それはどうだったか。
120~150文字で答えます。
①は海外滞在時に日本語補習校に通っていた、家庭内では日本語で会話をし、日本語の本を読んだなど具体的に書くといいです。
②は海外滞在時の様子や、日本に帰国してから編入試験のタイミングを待っていたなら、帰国後の英語学習環境についても書くことをお勧めします。
WEB出願時に、同じページでの入力作業時間が20分を超過すると、セキュリティのため自動的にログアウトするそうです。
入力内容を事前に準備して、出願時にコピー&ペーストするように入試要項にも注意書きがあります。
出願志望書(word文書)がホームページに掲載されているので、早めに準備しておいてください。
同志社国際学院初等部は試験問題も非公開で情報が少ないですよね。昨年、編入試験を受けて合格した方から聞いた情報をまとめました。
こちらの記事⇓を是非ご覧ください。
春の編入試験では2・3・4年生の編入試験しか実施されませんでしたから、5年生の方はやっと受験のチャンスが巡ってきました!倍率が高くなりそうです。
入試までわずかな期間ですが、しっかりと「日本語」と「英語」、「面接」の準備をしてくださいね。