同志社国際高校受験者の合格体験記~特別推薦入試~

まわりに日本人がいない環境での高校受験準備

受験のイメージがわかなかった

高校受験に関しては、2年前から親に何となく聞かされていました。

ただ、住んでいるエリアに日本人の中学生が誰もおらず、日本の学校について話す人もいませんでした。

また、小学生の時に日本を出たため、日本の「受験」というものを親から幾度も聞かされても正直浦島太郎状態で、何なのかが全く分かっていませんでした。

英語力向上には努力した

英語だけで受験可能な高校が日本には何校かあるというのを母から教えてもらい、英語の力はとにかく伸ばすように心掛けていました。

現地校の成績も大事だと聞いていたので、ある程度良い成績を収める様に気を付けていました。

現地校での成績を確保

特にイギリスの公立中学は、プレイスメントテストが毎年あり、点数が悪いと下のレベルのクラスに行くことになります。

一回下のクラスに行ってしまうと、下のレベルに合わせた授業しかしません。

非情な事に、下のレベルに行くと上のレベルに行くことはほぼ無理になり、良い成績をとることも不可能となります。

そういった意味でも、英語力を伸ばしつつ、イギリスの学校の成績も下げない様にして上の方のクラスにいることが大変でした。

志望校の決定はオンライン説明会で

中学3年の春には、一時帰国をして学校見学をするつもりでした。受験について少しでもイメージ出来ればと思っていましたが、コロナで一時帰国が困難となってしまいました。

英語を生かした受験が出来る学校を中心に、オンラインでの説明会にしか参加することしか出来ませんでした。

どこの学校が自分に合っているのかも実際現地に行って見学できないので、実感として湧きにくかったというのが正直なところです。

ただ、同志社国際高校は、習熟度別授業があるということと、説明会での生徒の方々が生き生きしていた所が魅力的で、ここに行きたいと思いました。

オンラインレッスンスタート

8月位に、母がネットでYou-学舎さんを検索してきてくれ、オンラインでレッスンを体験する事になりました。

日頃現地校でイギリス人の先生としか接しておらず、日本人の先生とは全く話し慣れていなかったので、かなり緊張しました。

先生が自分の強みを引き出してくれた

最初の授業で、志望理由書に書く案を先生に出さないといけなかったのですが、何を書いてよいかもわからず、数行だけ自分がやっている活動を端的に書いて、事前に先生に提出しました。

それにもかかわらず、先生が一つ一つ自分の強みや言いたいことを引き出していって下さったのがとても心強かったです。

特に、既に所持している英検一級が強みになるとお伺いして、とても励みになりました。

また、IELTSも高得点を取っておいた方がいいこともご指導いただき、IELTS Academicでスコア7.5も中3の夏に取得しました。

志望理由書は2か月かけてじっくり仕上げた

志望理由書は、先生と内容を詰めて2か月かけて書き上げたと思います。

ぎっしり細かい字で内容を書くので、入りきらなかったり、誤字があったりし、結局10枚以上は書き直した記憶があります。

粘り強くご指導いただき、最終的に提出する志望理由書を書き上げたときには、

「やはりプロの先生にお願いして良かった、この志望理由書は合格するはず」

と家族中が納得する出来栄えになりました。

面接対策では回答作成から模擬面接まで

一次試験合格後、二次の面接の準備の授業も受けました。その際には、実際の面接を想定した模擬面接も他の先生と練習して、イメージを湧かせる事ができました。

時差もあり、早朝のレッスンは特に苦手で言いたい事がなかなか出てこないこともありましたが、先生方がいつも笑顔で接して下さりありがたかったです。

面接当日は、予想していないつっこんだ質問も面接官の先生方から出て、正直「え、全然想定外なんだけどどうしよう」と心の中で思ったりもしました。

しかし、半分以上は、あらかじめYou-学舎の先生方と模擬面接をした内容だったので、落ち着いて答えられたと思います。

受験を終えて

同志社国際高校は、数年前から人気が出てきていて、特別推薦A受験もかなり難易度が高くなってきているとお伺いしました。

そんな中、合格を頂けて本当に良かったと思います。日本に帰っても、この経験を糧に同志社国際で頑張ろうと思います。

並松先生を始め、志望理由書の添削をして下さった先生方、面接の模擬試験を担当して下さった松下先生、英語添削をして下さった太田先生、本当に有難うございました。