同志社国際中学合格体験記~中学B選考編入~

同志社国際中学校編入試験への道のり

合格者へのインタビュー

同志社国際中学校は、帰国生に人気が高く、倍率も上がってきています。

2019年度同志社国際中学第2学年編入試験B選考に合格したSちゃんに、合格までの道のりについて、インタビューしてみます。

受験を決めた理由

同志社国際中学の受験を決めたのはいつ?なぜ受験しようと思ったのかな?

私は去年の9月頃に、同志社国際中学の1月の帰国生編入B選考試験を受けることを決めました。

帰国して入学した地元の公立中学校になかなか慣れなかったこともありますが、自分を変えたかったからです。

そして、その受験準備のために母に勧められてYou-学舎のオンライン授業を受講しました。

Sちゃん、同志社国際中学編入試験の受験を決めて、赤本を買って自分で解いてみたけれど、「難しくて一人で勉強するのは無理」ということで、お母さんがYou-学舎を探してくれたのでした。

同志社国際中学編入試験の内容は?

出題範囲

同志社国際中学の帰国生入試編入試験B選考は国語・数学・英語と、面接、書類審査です。

1月の入試ですが、出題範囲は1年生の終わりまでとのこと。また、英語は中1の教科書レベルです。
1月22日の試験までに中1の終わりまでの範囲を学習し終えるのは大変です。

受験までの学習

受験勉強で、何を一番頑張ったかな?

入試科目は国語・数学・英語でした。特に努力したのは、苦手な数学でした。

図形の公式を覚えるのが大変で、とにかく試験当日まで何度も何度も公式を眺めて、ちゃんと覚えきるのには苦労しました。

国語の古文も、解き方に慣れることが大変でした。

入試直前集中講座

Sちゃん、英検準2級は持っていましたから、中1レベルの英語の試験なら全く問題ありません。国語力も高かったので、古文・漢文の学習後、国語については高校受験用テキストを使って対策しました。

問題は数学です。12月~1月の入試直前に、国語と英語は5回ずつ、数学は集中的に10回以上の対策授業を入れました。

数学の担当講師からは、

「立体の表面積や展開図の問題演習(特に錐・球)、方程式の文章題が不得手だったために、集中的に授業しました。
円錐の表面積、方程式の文章題はまだ定着していないので、時間が許す限り、問題演習を続けていただきたいです。」

という報告が上がってきていたので心配でしたが、受験当日まで本当に努力してくれました。

試験内容や雰囲気は?

受験者数

入試当日の様子はどうだった?

編入試験には、私を含め中1が5名、中2が2名受験しました。

筆記試験の内容は、学校のテストにも出てきそうな中1の総まとめのような感じでした。

面接の様子

面接はどうだったかな?

帰国生編入B選考には保護者同席での面接がありました。

面接官は外国人を含む3名でした。

ユニークだと思ったのが、「自分を動物に例えると何ですか?」という質問でした。

他には「大きくなったらどこに住みたいか?」とか「海外で生活して良かったなと思うことは?」などの質問がありました。

合格おめでとう

面接練習の範囲内での質問だったようですね。バッチリ答えられたはずですが、お父さまから合格報告のメールをいただくまでは、私たちもハラハラドキドキして待っていました。

Sちゃんからはこんなメールが来ました。

「ネットでの結果発表は受験翌日。自信はなかったものの合格を確認したときは本当にうれしくて、今までの人生で一番の達成感を味わえました。

お世話になったYou-学舎の先生には感謝しています。ありがとうございました。」

面接練習はしっかりと

Sちゃんは面接練習のときに、「自分のアピールポイントは、英検の勉強を頑張ったこと」と答えてくれました。

中国で日本人学校に通っていたので、英語圏で生活したわけではありません。中1で英検準2級を取得するには、しっかり努力したはずです。

でも、同志社国際中学校を受験する生徒は、小学生でも英検準1級を持っている子が少なくないので、こんなアドバイスもしました。

「Sちゃん、中国語で日常会話はできるんだよね?それあは大きなアピールポイントになるよ!」

帰国生の面接対策をしていると、自分では当然だと思っていて、他の人から見ると、スゴイと思うことに気がついていないことがよくあります。自己アピールなどはできるだけ、専門家とともに考えるといいですね。

同志社国際中学校は帰国生に人気が高いです。B選考入試は倍率が高く、編入試験は若干名の募集なので心配でしたが、見事合格を勝ち取ってくれました。