2025年11月の入試で千里国際中等部に、12月の入試で同志社国際中学に見事合格したAさんの保護者さまから、最初にお問い合わせをいただいたのは2024年10月でした。第一志望の同志社国際中学の受験に向けて、まずは英検対策からスタートしました。
同志社国際中学のA選考専願は英検準1級などの語学資格の基準を満たした方が出願できる入試です。2025年12月の入試は志願者数55人、合格者数32人でした!Aさん、合格おめでとうございます。

今回はAさんの保護者さまにインタビューにご協力いただき、英検対策から入試本番までの道のりについてお話を伺いました。
英検対策からスタート
2024年11月から英検準1級の対策を始めましたが、単語も内容も難しく、最初はかなり苦戦しました。そこで、先生から2級のテキストに切り替えることを勧めていただき、英語ライティング・要約の基本から学びました。
当初は、2級の要約でも苦戦していましたが「大切な部分にマーカーを引いて考える」など、学習方法を少しずつ身につけていきました。

現地校との両立も大変でしたが、
・過去問はこの日の午前中にやる
・作文はこの曜日のこの時間に取り組む
というように、ルーティン化して学習を進めました。
夏に日本に帰国しときにS-CBTで合格できればと思っていたのですが、海外会場で6月に受験したところ、無事に合格することができました。
同志社国際入試の面接について、教えてください
面接では、普段の娘からは想像できないくらいハキハキと答えていたので、私が驚いたほどでした。答えられなかった問題もなく、本人なりにしっかりと受け答えができていたと思います。
面接官は 女性2名、男性1名で、全員日本人でした。
- これまでの経歴
- 志望理由
- これまで頑張ってきたこと
- 得意なこと
- 勉強以外で頑張ったこと
- (バスケの経験を話した際)チームの中での自分の役割
- 日本に帰って来たらどのように通学するか
- 日本に帰国することに不安はあるか
などの質問をされました。時間は15分くらいだったと思います。
保護者には、
「ご家庭の決まり事はありますか?」
という質問をされました。
保護者が答えると、その回答について、今度は子どもにも質問がありました。いったん本人の面接が終わり保護者への質問の後、また子どもに質問が戻って来たので「大丈夫かな」と少し心配になりましたが、慌てずに答えられていました。
娘は面接前の控室で、You- 学舎の想定問題集を持っている他の受験生を見かけたことで、「自分だけではないと思い安心できた」と言っていました。
面接対策はいかがでしたか?
面接対策の授業の前半では、想定される質問への回答を1つずつ作っていきました。初回の授業が終わったあと、本人が「先生、神だった!」と言ったほど、娘の良さを引き出していただきました。
家庭では、面接の練習カードを作り、ゲーム感覚で楽しみながら答える練習をしました。内容を覚えたら鏡の前で練習するという下地は一緒に作りましたが、親が付きっきりで練習するというより、基本的には自分で練習していくというスタンスでした。
模擬面接の授業では、初めて会う先生と話すことで本番のような緊張感も味わえました。その中で「上手く答えられた」という経験をできたことが、本人にとって自信につながったようです。

千里国際の作文対策はいかがでしたか?
英検対策授業で文章の書き方や構成の基本を身に着けていたので、その延長線上のような感じで作文対策をスタートすることができました。最初の数回は大変で文字数が足りないこともありました。
でも、本人が書いたことを否定されることは一度もありませんでした。そうした中で少しずつ自分の考えを文章にできるようになり、エッセイのレベルもどんどん上がっていったと思います。
娘は、親に作文を見られることを嫌がるタイプなので、作文については先生にお任せして、家庭では他の部分でサポートするようにしました。千里国際は辞書持ち込み可だったので、和英辞書・英和辞書の使い方などは家庭で教えました。
また、オンライン試験だったので、本番を想定して家の中でテレビ電話をつないで時間内に作文を書く練習もしました。実際に試験を受ける予定の場所にタブレットを置き、保護者は別の部屋でパソコンをつなぐという形で、入試前の1カ月ほど、実践的な練習に取り組みました。
週1回のペースで授業を受ける中で、「自分の経験をこういうふうに書けばいいんだ」という感覚が身につき、次第にスラスラ書けるようになっていきました。本人も自信を持って本番に挑めたようです。
入試の作文も、「できは分からないけど、楽しくできた」と、晴れ晴れとした表情で試験を終えることができした。
入試対策を振り返ってみてどうですか?
受験対策をどのように進めていけばよいのかを相談できたことで、「今、何を優先的に取り組むべきなのか」が分かったことが大きかったです。
・いつまでは英検対策をする
・いつからエッセイ対策を始める
というように、全体の計画を立てて進められたこともよかったと思います。
本人は、まだ受験の実感がない中で英検対策をすること、にストレスや負担を感じていたと思います。でも、一旦レベルを下げて基礎からビルドアップすることができたので、少しずつ自信をつけながら取り組んでいくことができました。
英検対策をしていなければ、合格に手が届かなかったと思います。また、取り組み始める時期が遅かったら英検合格に間に合わなかったかもしれないとも思っています。
そして、同志社国際の面接の受け答えを聞いていて、今まで見たことないような成長した姿を見ることができたのが、とても嬉しかったです。親に見せていないところで、本人もしっかりと努力をしてきたのだと思いました。
受験を通して、英語力だけでなく、自分の考えを言葉にして伝える力や、人前で堂々と話す力も身についたのだと感じています。先生方には、娘の良さを引き出しながら、最後までサポートしていただき、本当にありがとうございました。
