【立命館宇治高校IG・IMコース】2024年度入試対策コース~英語資格対策が必要な方向け~

2024年度入試も例年通りなら、11月末の土曜日に立命館宇治中学高校のオンライン入試・国際入試があります。2022年度入試(11月と2月の合計)ではA方式の受験者が11人で合格者が5人、B方式の受験者は51人で合格者は24人でした。

推薦入試と一般入試では合格率が大きく違うので、語学資格の基準をクリアして、推薦入試で出願したいですね。まずは語学資格対策から始めます。

学校の成績が良くないから推薦は無理かも…という方こそ小論文の対策が重要です。2023年度入試でも英検準1級は取得していましたが、学校の成績が原因で推薦の申請は通らなかった生徒がいましたが、国際一般入試で無事合格しました!

面接・エッセイ基礎準備(3回) 

自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる

海外で暮らすお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。ところが、面接対策授業の様子を見ると自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。

そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2022年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。先生がいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。という声が予想以上に多かったです!

面接質問リストの回答を作成する!

まずは質問リストの回答を作成していきます。過去の振り返りとともに、日本と滞在国の違いや、志望理由などを考えます。なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治高校で学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校とコースの研究も欠かせません。

志望理由を考えることで、「立命館宇治のIGコース・IMコースで学びたい!」という思いが強まり、小論文に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。

小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。

英語資格対策

推薦入試に出願するには英語力の証明(英語資格)が必要です。資格の基準点は毎年見直されるので、HPに公開されていませんが説明会では英検、TOEIC、TOEFLなどの基準点を教えてくれます。

英検準1級など、国際推薦入試の英語資格はハードルが高めです。滞在国によって受けられる試験の種類が様々なので、受験可能な試験に合わせて週1回のペースで対策を進めます。

英検準1級を狙う場合

英検準1級は大学生以上が受ける想定の試験です。中学3年生が受験する場合、一番の壁は「単語」です。

単語や熟語を一人でコツコツ覚えるのは大変なので、毎週の授業で宿題に出して、翌週の授業で覚えたかどうかチェックします。また、リーディング対策をして、新たな単語に触れることで単語量を増やしていきます。

語彙力が上がるとともに、リーディングのスコアは上がっていきます!

ライティング対策で文法も理解する

海外の生活やインターナショナルスクールで英語に触れ、自然に英語を身に着けたお子さまは、文法を意識せずに英語を使っています。ライティングの文法エラーを指摘して、文法の仕組みを解説すると、「なるほど!そうだったのか」と納得でき、文法の仕組みが分かると、見違えるほど正しい英語が書けるようになります。

与えられたテーマに沿って論理的な文章を書く練習を繰り返すので、ライティング対策は入試エッセイの土台作りにもなります。

出願書類対策(4回) 

志望理由書は夏休みに作成すべし!

IMコース受験者は10月末から11月初旬に志望理由書を提出します。

立命館宇治高校の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高いので他の受験者と差をつけやすいです。

書類作成にお勧めの時期は夏休みです!入試基礎準備で作った面接対策シートでの振り返りや志望理由をもとに、しっかりと文章で表現できるように推敲を重ねていきます。なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく立命館宇治高校のIMコースで学びたいのか、説得力のある志望理由書を完成させます。

9月に新学年(または新学期)が始まってから学校の課題と並行して仕上げるのは危険!です。去年の受講者も「勧められたとおり、夏休みに書類を完成させておいて良かった!」という声が多かったです。

クオリティの高い書類にするため、時間のある夏休みの間に、出願書類を仕上げるのが鉄則です。
出願書類対策について、詳しくはこちらをご覧ください。

立命館宇治高校 A方式 (日本語・英語)小論文対策

立命館宇治高校のA方式入試は日本語か英語か得意な言語を選択できます。会場入試とオンライン入試では時間と内容が異なります。

会場入試A方式

会場試験は115分間で内容は2つのセクションに分かれています。前半は文章読解で、内容把握や語彙、記述問題があります。後半は文章の内容に関連したテーマで小論文、日本語は1000~1200字、英語は500~700WORDSです。

読解力と思考力、表現力が問われます。新聞・雑誌記事からの出題が多いです。

オンライン入試A方式

オンライン入試は60分間で、日本語は600~800字、英語は350~500WORDSです。Zoomの画面共有で出題されるので、文章読解はありません。小論文のテーマのみ与えられます。

サンプル問題

現在、スマートフォンに話しかけた言葉が瞬時に翻訳され、相手に音声で伝えられるようになりました。近い将来、外国語を学ぶ必要がなくなるのではないかという意見もあります。それに対するあなたの意見を、根拠と具体例も600~800字で述べなさい。

日本語を選んだ場合は、原稿用紙の使い方にも気を付けるようにという指示もあります。文章読解がないだけに、馴染みのないテーマが出ると危険です。様々なテーマで練習をしていきます

しっかりした構成で論理的な文章を書けるように

結構長い文章を書くので、最初はなかなか時間内に書けない生徒が多いですが、初めのうちは時間を気にせず納得できる内容を書けるようにします。

多様なテーマに対して自分の考えをまとめ、しっかりした構成で論理的な文章を書けるように練習を重ねていきます。

試験時間を意識して時間内に書けるように

小論文を書き慣れてきたら時間配分も意識します。制限時間内で仕上げるので、スピードも必要です。時間内に見直しまでできるように練習し、自信を持って入試本番に臨めるように対策を進めます。

文法的に正しい英語が書けるように

英語で小論文を書く受験者には文法的にも正しい英語が求められます。普段、英語を話したり書いたりして意思疎通はできていても、実は正しい英語を使えていないことは、よくあります。英語小論文の授業では書き言葉の英語正しく小論文を書けるように指導します。

実践的な面接対策(3回)

10~11月に実践的な面接対策を実施します。

IGコース・IMコースは日本語での面接です。受講開始時に作成した面接対策シートを見直して、実践的な面接練習をします。

姿勢や視線にも気を付けて練習を繰り返し、模擬面接では面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。3回の授業で完成させます。

面接について、詳しくはこちらをご覧ください。

B方式科目対策

立命館宇治高校をB方式で受験する場合は英数国3科目入試ですが、オンライン入試では日本語小論文と数学です。

B方式受験者は、学力・理解力を見た上で授業回数や内容を個別に相談して決定します。苦手な科目だけの受講も可能です。オンラインB方式の方は小論文と数学、面接の対策を実施します。詳しくはお問い合わせください。

受講料

入会金 20,000円

日本国内にお住まいの方は消費税がかかりますのでご了承ください。
分割払いも可能です。詳しくはお問い合わせください。
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