去年立命館宇治中学IPコースに合格したご家庭にインタビューをしたら、「通わせて良かった」「入学してから英語力がぐんと伸びた」と回答者全員が満足度5段階の5、という結果でした。IPコースはどんどん人気が高まっているので、しっかりと準備して入試に臨みたいです。
IPコースの入試は、英語小論文、算数、面接、過去の成績、英語力で評価されます。英語力は資格で証明できるので、週1回のペースで英語小論文と志望理由書、面接の対策を着実に進めていきます。
こちらは語学資格の基準をクリアできている方向けのコースです。

面接・エッセイ基礎準備(3回)
自分を見つめ直すことが、他の取り組みにもつながる
海外で暮らすお子さま、日本のインターナショナルスクールで学ぶお子さまは、環境の変化にとまどいつつ困難を乗り越えたり、色々な国出身の様々な生徒とともに学んだり、貴重な経験をたくさんしています。ところが、自己評価が低めでもったいないお子さまが多いです。自分は英語も中途半端だし、漢字は苦手だし、などと思っているようです。
そこで、過去の受験者が面接できかれた質問リストの回答を作りながら、大変だったことをどう乗り越えたか、どんな成長をしたのかを言葉にして、いかにいい経験をして成長できたのか、を実感してもらいます。

2022年11月入試で合格したご家庭へのインタビューでは、面接対策で子どもが海外経験を振り返り、自分を見つめ直し、将来に向き合えたことが本当に良かった。先生が子どものいいところを引き出してくれて、自信が持てるようになり、入試対策以外のことに取り組む姿勢も変わった。という声が予想以上に多かったです。
面接質問リストの回答を作成する!
まずは質問リストの回答を作成していきます。過去の経験の振り返りとともに、日本と滞在国の違いや、志望理由などを考えます。なぜ他の帰国生受け入れ校ではなく、立命館宇治中学のIPコースで学びたいのか、説得力のある志望理由を言えるように学校とIPコースや高校のIBコースの研究も欠かせません。
志望理由を考えることで、「立命館宇治で学びたい!」という思いが強まり、英語小論文に意欲的に取り組むようになる受験生も多いです。
IPコースの小論文では立命館宇治の求める生徒像が問われることもあります。また、小論文では自分の経験を入れると説得力が増すので、英語小論文対策のためにも自己分析や学校研究は大切です。
英語小論文対策
会場入試IP方式
会場入試のエッセイは55分間で2つのセクションに分かれています。前半はA4用紙1枚の英文を読み、文章読解力を問われる問題に答え、後半は150ワード以上で小論文を書きます。
オンライン入試IP方式
オンライン入試は60分です。1枚の用紙を画面共有する形で出題されるため、会場入試より短い文章を読み、その後に続く2つの質問両方に答える形で250~400ワードのエッセイを1つ書きます。
立命館宇治の理想とする人間像に関するテーマがよく出題されるので、理想とする人間像は要チェックです。
論理的な文章を書けるように
IPコースの入試ではオリジナリティがあり、論理的な文章が高く評価されます。英語小論文というと「英語力」を問われているようですが、「論理的な思考力」を問われています。その上で自分の考えを英語で表現できるかを確認されているのです。

類題を使いながら毎週1本ずつ小論文を練習して、解説・添削授業を続けます。入試までに様々なテーマで小論文を練習することで、立命館宇治中学が求める論理的な思考力を養います。
文法的にも正しい英語が書けるように
立命館宇治では文法的にも正しい英語が求められます。文法を意識せず、英語を話したり書いたりしてきたお子さまは、英語で意思疎通ができても正しい英語が使えていないことが多いです。小論文の授業では文章構成や英語表現の添削をすると同時に、文法の間違いを指摘しながら、文法の解説もします。

理屈が分かると、どんどん正しい英語が使えるようになり、自分の英語に自信を持てるようになります。入学後に、エッセイを書くときにも役立った!との感想もよく聞きます。書き慣れてきたら時間配分にも気を付けて、時間内に見直しまでできるようにします。
志望理由書対策

推薦入試申請のときに志望理由書を提出します。立命館宇治の志望理由書は、書き方に指定がなく自由度が高いので他の受験者と差をつけやすいです。今までの経験を振り返り、立命館宇治の求める生徒像やIPコースの学びを研究し、今までの経験を通じてどう成長できたのか、それを立命館宇治でどう活かせるか、志望理由を研ぎ澄ますことが面接対策にもつながります。将来の進路や夢についても真剣に考えなければなりません。クオリティの高い書類にするため、夏休みに時間をかけて出願書類を仕上げます。
出願書類対策について、詳しくはこちら↓をご覧ください。
実践的な面接対策(3回)
10~11月に実践的な面接対策を実施します。
IBコースは英語での面接です。受講開始時に作成した面接対策シートのリストを見直して、実践的な面接練習を繰り返します。
姿勢や視線にも気を付けて面接練習を重ね、模擬面接では面識のない講師が担当するので、本番さながらの緊張感も経験できます。3回の対策授業で完成させます。
面接について、詳しくはこちらをご覧ください。
算数対策(オプション)
IP方式の試験は算数も英語で出題されます。B方式の試験に比べると算数そのものの難易度はそれほど高くありませんが、2022年11月入試の受験生からは算数が難しくなったという声を聞いています!算数が不安な方や英語での出題に慣れていない方のために算数対策を実施しています。4回の授業で対策を完成させます。
受講料
入会金 20,000円

分割払いも承ります。詳しくはお問い合わせください。